放射線検査について | 富士宮市立病院 静岡県富士宮市 常勤医師・初期研修医募集中

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よくある質問

放射線検査について

毎月レントゲンを撮っていますが、被ばくなどの心配はないですか?(同様の質問)

  • 交通事故等で、何枚もレントゲンを撮りましたが心配ないですか?
  • 他の病院(市の健診など)で、先週撮りましたが心配ないですか?
  • 子どもの被ばく・眼への被ばくに関しての心配など

まったく問題ありません。但し、被ばくに関しては2つの考え方があります。一つは、明らかに放射線の影響で起こる病気で、臓器ごと一定の放射線量(しきい線量)を浴びたとき起こります。もう一つは、癌や遺伝病ですが、これは自然界からの放射線やタバコなど生活習慣からの影響と区別がつきません。現在の医療では、特別な場合を除いてしきい線量を超えることはありません。しかし、後者のこと考えれば、無駄な検査は行わないに越したことはありません。最近、他院などで同じ部位(場所)を撮影された方は、担当医師と相談してください。
⇒もっと、詳しく知りたい方は放射線科・中央放射線QAへ

妊娠に気付かずにX線検査(CT・乳房撮影・透視検査など含め)を受けてしまい、奇形児が生まれることが心配です。中絶した方がいいでしょうか?(同様の質問)

  • 妊娠中なのに撮影しても大丈夫ですか?

妊娠を継続して構いません。胎児が受ける放射線の量は非常にわずか(数mGy)で、X線検査が原因で奇形が発生することはないと考えて結構です。また、撮影する部位(場所)によりますが、胎児(生殖腺)に直接X線が当らない工夫をして撮影しています。仮に下腹部が直接撮影部位に入るような検査の場合も、極めて特殊な場合(IVRなどの治療)を除いて、胎児に異常が発生する可能性はないと考えてよいでしょう。
⇒もっと、詳しく知りたい方は放射線科・中央放射線QAへ

入院中、隣のベッドの方がレントゲンを撮りました。同室の患者は外に出なくていいのですか?

出る必要はありません。X線撮影では、撮影の中心から1.5mは離れていれば、影響がないと考えて結構です。通常、隣のベッドの中心から1.5m以上離れていますので、退出する必要はないと考えます。また、患者家族の方も2m以上離れていただければ問題ありません。但し、牽引中で横向き撮影など、撮影範囲の延長が、同室の患者さんに重なる場合は、技師が退出等をお願いすることがありますので、ご協力ください。

日本医療機能評価機構 認定第JC837号

出生前検査認証制度等運営委員会

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