部門紹介
病理検査
病理検査
病理検査では、患者さんから採取した組織や臓器を検体として扱います。検体が腐敗しないようにホルマリンなどで固定した後、薄く切って染色し、病理標本を作製します。これを顕微鏡で観察し、最終的に病理医が病気の診断をします。
≪組織診≫
≪細胞診≫
尿や痰、胸水や腹水などを顕微鏡で調べます。
これにより、がん細胞の有無や進行の程度などを診断します。また、婦人科のがんスクリーニング検査なども行っています。
≪術中迅速診断≫
手術中に採取された生組織を液体窒素で固定し、標本を作製・診断します(30分以内)。
病変の良・悪だけでなく、リンパ節への転移の有無なども調べます。
この結果により、手術の方針が決定される為、きわめて重要かつ正確性、迅速性の高い検査です。
≪病理解剖≫
亡くなられた場合に、ご遺族の許可をいただいて行われます。
病変の状態、治療効果の判定、診断の妥当性などを検証します。