臨床研修
臨床工学技士臨床実習
診療技術部臨床工学技士室では毎年臨床工学技士を育成される大学・専門学校からの学生を受け入れ病院臨床実習を行っております。現場での体験を通して、臨床工学技士として必要とされる技能や知識を体得してください。
【実習の対象者】
臨床工学技士法では国家試験の受験資格を得るのに必要な最低限度のカリキュラムに基づき、臨床実習を希望する学生を対象とします。
【実習の目標】
臨床実習の目標は、講義や実験で学んだ臨床工学の知識をもとに臨床の現場見学を中心に実習を行い座学では得られない実際的な知識を身につけることにあります。特に、生命維持管理装置やその他の医療機器が臨床の現場でどんな疾患にどのように適用されているかを見聞し、患者さんの治療の流れにおける機器の役割を学ばせます。また、チーム医療の現場を体験することによって、将来医療に携わる臨床工学技士として知識や技術だけでなく社会性や協調性が不可欠であることを自覚させ、人間性に富んだ医療従事者を養う基礎をつくります。
【実習の内容】
技士法に従って、次のような要領で実習を実施します。
3-1 実習項目と時間数
- 血液浄化療法(人工透析業務)に関する見学実習
- ICU、CCU、手術室などの業務に関する見学実習
- その他(高気圧治療業務、ME機器の操作および保守点検、医療機器・システム安全管理)に関する見学実習
各項目の総計時間数は180時間になります。また、実習項目に関連する見学部署は、手術室、ICU/CCU、救命救急室、人工透析室、臨床工学室、病院管理システム、その他臨床工学技士に関連する機器・設備、などが対象となります。
【申し込み方法】
- 受け入れ条件
(1) 申し込み及び実習期間は随時うけつけます。
(2) 実習者は同時に2名までとなるようスケジュールします。
(3) 最終学年に在学する学生で、所定の科目を履修した者とします。 - 申し込み窓口
臨床工学科科長 深澤信宣(0544-27-3151 内線7046)
【その他】
- 実習の時期や事前の問い合わせ等についても上記にお願いします。
- 中学生・高校生及び学生等の職業体験・見学についても受け入れています。