部門紹介
検査内容
妊婦健診ごとに行う主な検査と目的
- 体重
- 体重のコントロール不良 難産予防
- 血圧・尿蛋白
- 妊娠高血圧症候群の予知
- 尿糖
- 妊娠糖尿病の予知
- 超音波検査
- 胎児の発育、羊水量のチェック、胎児や胎盤の位置
初回
貧血
妊娠中の貧血のチェック
血液型
妊婦さんの血液型を示す証明書を持参の場合は行いません。
梅毒
最近では陽性者はめったにいませんが、妊娠中に胎児が感染した場合には先天性の合併症をもってうまれる場合があります。
B型肝炎
肝炎ウィルスの1種で、分娩時あるいは後におかあさんからあかちゃんへ感染する場合があります。感染を予防することができます。
C型肝炎
肝炎ウィルスの1種で、分娩後におかあさんからあかちゃんへ感染する場合があります。感染を予防することができます。
エイズ抗体
まだ感染者は当院ではいませんが、これも分娩時におかあさんからあかちゃんへ感染します。感染を予防することができます。
血糖値
妊娠性糖尿病の予知
妊娠20~24週に行う検査
クラミジア抗原
尿道炎などの起炎菌として知られています。女性の場合は無症状である場合が多いのですが、分娩時に胎児に浸入し場合に目脂や肺炎の原因となる場合があります。
妊娠28~29週に行う検査
貧血
ATL抗体:成人T細胞白血病ウィルスの存在を確認する検査です。このウィルス がいるからといって必ず病気が発症するわけではありませんが、母乳により母体から赤ちゃんへ感染することが知られています。
妊娠35~36週に行う検査
GBS
前期破水などにより分娩時に胎児内に侵入した場合重篤な髄膜炎などを引き起こすことがある細菌の1種で、膣内にもっている妊婦さんがいます。
もっている場合は、破水、陣痛発来後に抗生物質の点滴を行なえば、赤ちゃんへの感染を防ぐことができます。
助産師外来での検査と指導
- 妊婦検診
- 血圧、腹囲、子宮底計測、尿検査、むくみのチェック
- 保健指導
- 妊娠中のすごし方、食事、体重指導、おっぱいの手入れ