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対象疾患について

前立腺肥大症

 前立腺肥大症とは前立腺肥大により生じる膀胱出口閉塞により自他覚的排尿症状が出現するものです。主に55歳以上の高齢男性に出現する疾患です。前立腺肥大があるからといって必ずしも排尿障害が出現するわけではなく自覚症状の出現にも個人差があります。治療方法としては、残尿がなく排尿困難が軽度な状態では薬物療法がまず行われますが、薬物療法が奏効せず残尿が常時50~100ml以上あるもの、尿閉を繰り返す、排尿困難が増強し腹圧排尿となるなどの状態の時は手術療法を勧めています。

主な手術療法としてはTUR-P(経尿道的前立腺切除術)

 前立腺肥大症のゴールド・スタンダードです。経尿道的に切除鏡を挿入し、半円形の電気メスにて前立腺を切除する方法です。開放性手術に比べ手術侵襲が少なく、術後の回復も早いという長所があります。前立腺被膜下摘除術:前立腺が60~70g以上の患者に適用しています。開放性手術にて腫大した前立腺腺腫(内腺)を摘除します。

 前立腺癌

 前立腺癌罹患率は米国黒人が最も高く、わが国は世界的にみても極め低い国のひとつです。ハワイ在住日本人の罹患率がそのほぼ中間にあることはよく知られている事実であり、疾患の発生には遺伝的背景のほかに環境因子の関与が示唆されています。

 本邦では、前立腺癌は部位別癌罹患率の増加の最も著しい癌であり、その増加率は諸外国と比べても最も高いグループに属します。また、前立腺癌は年齢依存性の高い癌であり、50歳代後半から罹患率が急激に増加しております。前立腺癌の死亡率は人口10万人に対して5.7で、泌尿器科癌の死亡率の第1位であり、泌尿器科領域の重要疾患になっています。特に最近は前立腺癌検診が行われるようになり、前立腺特異抗原(PSA)高値を指摘され、当科受診される患者さんが増加しております。その患者さんで直腸内触診、MRI検査等でさらに癌が強く疑われる場合、診断目的で1泊2日の前立腺生検を勧めております。生検の1週間後に外来受診してもらい結果を確認し、以後の治療方針を決定します。治療法としては大きく分けて、手術療法、内分泌療法、放射線療法があります。当院では70歳以下で前立腺内に限局している患者さんの場合、手術の危険因子となる大きな合併症がなければ手術を勧めています。

体外衝撃波結石破砕術

 体外衝撃波結石破砕術(Extracorporeal Shock Wave Lithotripsy)とは、腎臓又は尿管に存在する結石に対外から衝撃波を照射して体内の結石を砕き小さくして排石させようとする治療法です。

 当科においても平成16年4月よりLITHOSTAR Multiline(SIEMENS社)を導入し、週2回(月・金の午後)施行しています。通常入院期間は1泊2日です。

手術件数

区分 平成23年度 平成24年度 平成25年度
副腎摘出術 0 0 0
根治的腎摘出術 2 5 1
腎尿管全摘出術 2 2 4
膀胱全摘術 0 0 1
前立腺全摘術 5 1 8
前立腺核出術 1 1 0
TUR-P 7 15 10
TUR-Bt 45 58 49
腎移植 0 0 0
内シャント 0 0 0
CAPD 4 1 4
砕石、切石術 36 32 23
その他 68 29 22
ESWL 71 57 105
合計 211 201 229

 

日本医療機能評価機構 認定第JC837号

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