部門紹介
腎臓・膠原病
慢性腎炎、ネフローゼ症候群や急速進行性糸球体腎炎に対しては腎生検を行い、病理学的に検討して治療を行なっています。腎機能障害や慢性腎不全の患者に対しては病気に対する知識、理解が深まるよう腎臓教室を開催し、患者・看護師・栄養士・薬剤部・相談室の方々と一体となって病気の進行を遅らせること、もしも透析が必要になっても滞りなく安全に導入できることを目標に努力しています。また、近隣の透析施設で維持透析中の患者さんの状態が悪くなったときも入院加療ができる体制となっています。
血液透析以外でも、敗血症患者や多臓器不全患者に対しエンドトキシン吸着療法、持続式血液濾過透析(CHDF)などの急性血液浄化療法、潰瘍性大腸炎の患者さんに対する顆粒球除去療法やリンパ球除去療法、閉塞性動脈硬化症の患者に対するLDL吸着療法など、アフェレーシス療法全般に対する治療が行える体制をとっており、多様化する血液浄化療法にも対応しています。
平成25年度 疾患別入院患者数
- 慢性腎不全
- 147
- 膠原病(※1)
- 11
- ネフローゼ症候群
- 12
- 電解質異常
- 45
- 高血圧精査
- 7
- 急速進行性糸球体腎炎
- 3
- 腎生検
- 16
- 動脈表在化術
- 2
- 慢性糸球体腎炎
- 17
- 急性腎不全
- 14
- 急性間質性腎炎
- 2
- 尿路感染症
- 27
- ANCA関連血管炎
- 8
- 急性腎盂腎炎
- 25
- 内シャント造設術
- 61
- シャントPTA
- 14
(※1 成人スティル病、シェーグレン症候群、多発性筋炎、リウマチ性多発筋痛症、関節リウマチ、SLE)
学会認定教育施設
- 日本腎臓学会認定
- 日本透析医学会
- 日本アフェレーシス学会