» 相談室[婦人科]

文字サイズ
標準
拡大
MENUメニュー

部門紹介

相談室[婦人科]

市民健康講座でのQA

生理前になると便秘になり、トイレが近くなります。また眠くなりとても体がだるくなります。生理直前から少量の出血が始まります。どうしてでしょうか?ストレスと関係ありますか?(30代 女性)

 月経前症候群と呼ばれ、排卵後から月経前にかけて「イライラする」などの精神的な症状やむくみ、眠い、食欲の変化、性器出血など多彩な症状を引き起こします。女性の多くは経験していることですが、日常生活に支障をきたす方は治療を必要とすることがあります。
 月経前から症状があらわれ月経の終了にかけて改善するため、月経前は規則正しい生活を心がけたりすることが大事です。原因の詳細は不明なところがありますが、排卵を抑制するピルを内服していると軽減します。漢方薬(様々な生薬が配合されています)も効果があります。また精神症状やむくみなどの症状に対する薬を内服することもあります。
 基礎体温をつけて自分の月経周期について理解し、月経前を迎えるだけでも精神症状が改善することがあります。
ストレスは脳から卵巣に命令するホルモンに影響するためホルモンバランスを崩す元になります。ストレスがなくなると月経前症候群も軽快します。

39歳の頃から半年に一度ホルモン剤で生理をおこしています。まだ更年期には早いのでこれからもホルモン剤で治療した方がよいのでしょうか?(40代 女性)

 1年に1回も月経がおこらない早発閉経になっている可能性があります。女性ホルモンは骨や脂質など全身に影響します。今の年齢ならホルモン治療を行った方がよいと思います。半年に1回なのか、毎月行うかは主治医の先生と相談してください。

生理が2週間以上続いたため産婦人科を受診したところ子宮筋腫が2つあると言われました。50歳という年齢のため様子をみましょうと言われましたが放っておいてよいのですか?(50代 女性)

 定期的検診(3ヶ月~6ヶ月)を行っていれば筋腫をチェックしていますので、それは放置していることにはなりません。子宮筋腫はあなたの年齢であれば持ち合わせている人の割合はとても多くなります。全て治療するものではありません。50歳という年齢から筋腫だけでなくホルモン低下による不正出血が2週間続いたと思われます。貧血があれば貧血の治療をし、定期検診をして閉経になれば筋腫は萎縮し、また月経がなくなるため症状がほとんどなくなるはずです。貧血の程度が強ければ閉経状態とする薬物療法があります。

問診表を最初に書かされますが、正しく書いた方がいいですか?(10代 女性)

 全ての科でそうですが、問診表の情報から検査、診断、治療が90%程は決定します。
 アレルギーや過去の病気から使用していけない薬物・検査などがあります。産婦人科では月経について、出産について、流産・中絶について記載していただくことが大事です。これらの情報は誰にもわからないようにしています。パートナーに秘密の妊娠なども記載していただければ家族にも話しません。
 未婚の方ならなるべく内診をしないようにして精神的負担をかけないようにしています。

閉経後は献血をした方がいいと言われましたが本当でしょうか?(50代 女性)

 そのようなことは聞いたことがありませんが、閉経後は月経がなくなるため貧血になることが少なくなり、献血にしても大丈夫な血の濃さがあるということではないでしょうか?

出産後から生理1日目に頭痛がひどくなりました。どうしてでしょうか?(20代 女性)

 出産をきっかけに月経に関して変化することもありますし、全く変わらない方もいらっしゃいます。出産だけでなく年齢とともに月経と月経の間におこる排卵時出血がおこることがあり、月経期間が変化することがあります。頭痛などの症状も変化することがあります。頭痛のメカニズムは難しいですが、月経中だけならまだしも月経以外にも頭が痛いようでしたら脳神経外科などの受診をお勧めします。我慢せずに鎮痛薬を使用して日常生活に支障のないようにしてください。

中学1年生の娘ですが、生理が初めてきましたがそれ以降きていません。(40代 女性)

 中学から高校生はまだホルモン的に不安定であり、特別な治療は要しません。1度月経がきていることはとても重要なことです。試験勉強や部活動で生活が不規則になりやすいため疲れているときは十分な休息をとらせたり、悩み事があれば話を聞いてあげられることが親としてできることではないでしょうか。

子宮がん検診の必要性は? (30代 女性)

 子宮がん検診は子宮頸部より直接細胞を採取すること、内診し子宮・卵巣の大きさを診察しています。膣炎がないかも確認しています。非常に感度の高い有用ながん検診の1つであり、がんを早期発見できる可能性が高くなります。がん検診で偶然に卵巣腫瘍を発見されることも多く、産婦人科では年1回の受診を勧めています。

日本医療機能評価機構 認定第JC837号

PAGE TOP