病院案内
病院の概要・沿革
概要
- 開設者
- 富士宮市長
- 所在地
- 静岡県富士宮市錦町3番1号
- 敷地面積
- 20,109.43m2(内附属施設分947.21m2)
- 建築面積
- 8,481.70m2
- 延床面積
- 23,307.27m2
- 構造規模
- 【本館】鉄骨鉄筋コンクリート造5階、塔屋(機械室)/一部鉄筋コンクリート造
【南棟】鉄筋コンクリート造4階
【地域包括ケア病棟】鉄筋コンクリート造2階
- 病床数
- 380床
特別室(22),2床室(14),4床室(300),6床室(6),ICU(5),CCU(4),NCU(3),NICU(6),重症(17),無菌室(1),集中治療室(2)
- 診療科目
- 内科・循環器内科・外科・小児科・整形外科・脳神経外科・皮膚科・泌尿器科・産婦人科・耳鼻咽喉科・眼科・放射線科・麻酔科・病理診断科
- 駐車場
- 283台 身障者用13台
沿革
当院の前身は昭和18年に設置された沼津海軍共済病院富士宮分院であり、これが終戦により富士宮市に受け渡され、昭和20年12月1日市立富士宮病院として開院、昭和23年10月に現在の錦町に移転しました。開院当時は、医薬品や医療機器が不足し十分な治療ができない状況であり、また、昭和31年2月の火災による仮診療棟での診療、財政面から病院廃止の声が高まる等大変困難を極めた時代でした。
その後、逐次病院施設の増改築を重ねてきましたが、疾病構造や医療情勢が大きく変わる中、施設機能の分散的配置や狭隘化による医療効率の低下、また、増加する患者に対する病床数の不足、更に、地震等の災害時における安全性の懸念等が問題となりました。このため、昭和61年4月、近代医療設備とより一層充実した医療スタッフのもとに、病床数296床、診療科目13科により富士宮市立病院がスタートし、翌昭和62年4月には病床数350床、令和元年10月には病床数380床に増床しました。昭和44年5月には検査室及び講義室、院長室、研究室、図書室等の管理棟が完成、また、平成15年度には南棟増築工事及び既存棟改修工事が完成、令和元年度には、地域包括ケア病棟建設工事が完成し、現在の施設が出来上がりました。
病院内設備では、MRI(磁気共鳴断層診断装置)、CT(全身用コンピューター断層撮影装置)、体外衝撃波結石破砕装置等の高度医療機器の導入、病院業務全体の効率化及び患者サービスの充実・向上をめざしたトータルオーダリングシステムの導入、診療予約システムの導入等の整備が行われました。
業務としては、患者数の増加に伴い医療スタッフをより一層充実させるとともに、ますます専門化多様化する市民ニーズに応えるため平成6年訪問看護事業の開始、平成12年病診連携室を設置して他の医療機関との連携を密にするなど、地域の基幹的総合病院としての役割を担っております。また、将来の優秀な医師の養成のために、平成14年に臨床研修病院指定をうけ、その後、平成16年度からは新医師臨床研修制度でのプログラムを開始し、研修医教育を行っています。
これらの努力が評価され、平成18年自治体立優良病院総務大臣表彰、平成19年 救急医療功労者厚生労働大臣表彰等の表彰を、また、平成18年には日本医療評価機構病院機能評価施設認定を受けました。
- 昭和18年
- 沼津海軍共済病院富士宮市分院が設置される
- 昭和20(1945)年12月 1日
- 市立富士宮病院開設
- 昭和23(1948)年10月 1日
- 錦町(現在地)に新築移転
- 昭和25(1950)年 2月20日
- 第二病棟増築(病床数14床、累計46床)
- 昭和25(1950)年 7月 7日
- 歯科開設
- 昭和26(1951)年 1月30日
- 本館増築(病床数27床、累計73床)
- 昭和28(1953)年 3月31日
- 第三病棟(結核病棟)新築(病床数44床、累計117床)
- 昭和29(1954)年10月 1日
- 産婦人科開設
- 昭和31(1956)年 2月22日
- 未明火災発生 本館(診療棟)1485平方メートル焼失
- 昭和33(1958)年 2月15日
- 鉄筋コンクリート造 3階建 本館3241平方メートル竣工
- 昭和34(1959)年 8月 1日
- 基準看護・基準給食・基準寝具設備実施の承認を得る
- 昭和41(1966)年 6月 1日
- 保育所開所(託児所として運営)
- 昭和42(1967)年 5月 5日
- 准看護学院開設
- 昭和44(1969)年 5月31日
- 検査室及び講義室、院長室、研究室、図書室等の管理棟完成
- 昭和59(1984)年 7月23日
- 新病院建設工事起工
- 昭和60(1985)年 3月31日
- 現在の保育所施設完成(保育所に変更)
- 昭和61(1986)年 4月 1日
- 富士宮市立病院に名称変更296床で新病院スタート
- 昭和61(1986)年 4月25日
- 救急病院認定の告示(告示番号第280号)
- 昭和62(1987)年 4月 1日
- 病院開設許可事項変更許可(一般350床)
- 昭和62(1987)年 4月 1日
- 放射線治療装置(リニアック)・全身用コンピュータ断層撮影装置(CT)導入
- 平成 2(1990)年 5月 1日
- 再来患者受付システム導入
- 平成 4(1992)年 9月 1日
- MRI(磁気共鳴断層診断装置)診療開始
- 平成 4(1992)年10月 1日
- 中央採血室業務開始
- 平成 4(1992)年12月21日
- RI(核医学診断装置)診療開始
- 平成 6(1994)年 4月 1日
- トータルオーダリングシステムシステム稼動
- 平成 6(1994)年 4月 1日
- 訪問看護事業開始
- 平成 9(1997)年 3月31日
- 准看護学院閉院
- 平成12(2000)年 6月 1日
- 診療材料の院外SPDシステム導入
- 平成12(2000)年 9月 1日
- 病診連携室設置
- 平成12(2000)年10月16日
- 病院東側駐車場用地取得
- 平成13(2001)年 4月 1日
- 病歴管理室設置
- 平成13(2001)年11月12日
- 献体者慰霊祭開始
- 平成14(2002)年 4月 1日
- 臨床研修病院指定
- 平成15(2003)年10月 1日
- 病院建物内禁煙実施
- 平成16(2004)年 2月25日
- 体外衝撃波結石破砕装置導入
- 平成16(2004)年 3月 3日
- 病院建物増築(南棟)工事完成
- 平成16(2004)年 5月 1日
- 新臨床制度研修制度開始
- 平成16(2004)年10月19日
- 病院ギャラリー開設
- 平成16(2004)年12月13日
- マルチスライスCT導入
- 平成17(2005)年 5月19日
- 自治体立優良病院全国自治体病院協議会会長表彰
- 平成17(2005)年 8月 1日
- 治験管理室設置
- 平成17(2005)年10月27日
- 救急医療功労者表彰(静岡県知事)
- 平成18(2006)年 2月20日
- 日本医療評価機構病院機能評価施設認定(ver4)
- 平成18(2006)年 4月 1日
- 医療安全管理室設置
- 平成18(2006)年 5月25日
- 自治体立優良病院総務大臣表彰
- 平成19(2007)年 4月23日
- ミキシング室設置
- 平成19(2007)年 5月 1日
- 病棟7:1看護配置開始
- 平成19(2007)年 9月10日
- 救急医療功労者表彰厚生労働大臣表彰
- 平成20(2008)年 3月13日
- 静岡県地域がん診療連携推進病院指定
- 平成21(2009)年 1月23日
- NICU及び外来がん化学療法室改修工事完成
- 平成21(2009)年 4月 1日
- 地域医療連携室設置
- 平成21(2009)年 4月 1日
- 外来治療室設置
- 平成23(2011)年 5月 6日
- 日本医療評価機構病院機能評価施設認定(ver6)
- 平成23(2011)年 9月29日
- 地域支援型病院認定
- 平成23(2011)年10月29日
- 磁気共鳴断層撮影装置更新
- 平成26(2014)年 3月 7日
- 放射線治療装置導入
- 令和元(2019)年 10月 1日
- 地域包括ケア病棟使用開始
歴代の院長
- 初代/山川 斌
- 昭和20年12月1日~昭和27年12月24日
- 第二代/成田雄三
- 昭和27年12月25日~昭和31年4月11日
- 第三代/山川 斌
- 昭和31年4月16日~昭和32年5月31日
- 第四代/黒坂淳彦
- 昭和32年8月28日~昭和37年9月30日
- 第五代/岩野 泰
- 昭和37年10月1日~昭和60年3月31日
- 第六代/中島正二
- 昭和60年4月1日~平成10年3月31日
- 第七代/木村泰三
- 平成10年4月1日~平成22年3月31日
- 第八代/米村克彦
- 平成22年4月1日~平成30年3月31日
- 第九代/佐藤洋
- 平成30年4月1日~
名誉院長
- 木村泰三
- 平成22年4月1日就任
顧問
- 米村克彦
- 平成30年4月1日就任