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平成28年度富士宮市立病院 病院指標

医療法における病院等の広告規制について(厚生労働省)

  1. 年齢階級別退院患者数
  2. 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  3. 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
  4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
  5. 脳梗塞のICD10別患者数等
  6. 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
  7. その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

 


 

年齢階級別退院患者数 ファイルをダウンロード

年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 418 122 125 275 407 559 1,089 1,618 1,412 419
◆ 集計方法と定義 ◆
  • 一般病棟の年齢階級別(10歳刻み)の患者数を掲載しています。
  • 年齢階級は90歳以上を1つの階級として集計しています。

◆ 解説(対象件数:6,444) ◆

当院は”安心と安全の医療”を地域住民の方に提供することを理念に掲げ、地域の中核病院として幅広い年齢層の患者さんを診療しています。
10歳未満の患者さんは前年度に比べ1.5倍に増えています。24時間体制の小児救急患者さんの受け入れなどにより、医療体制の拡充が実現できました。最も患者数が多いのは70歳代の患者さんで、全体の25%程度を占めています。また、60歳以上の患者割合は70%を超えており、高齢者の慢性疾患や救急医療に積極的に取り組んでいることがわかります。

 


 

診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで) ファイルをダウンロード

■ 内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 148 10.26 11.06 2.70 77.81  
040081xx99x00x 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 84 20.74 21.25 19.05 83.40  
110280xx99000x 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 45 20.44 12.84 8.89 72.80  
060102xx99xxxx 穿孔または膿瘍を伴わない憩室性疾患 手術なし 43 8.77 7.89 2.33 67.84  
0400801499×002 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし A-DROP スコア2 39 16.15 15.29 2.56 82.90  
◆ 集計方法と定義 ◆
  • 患者数の多いDPC14桁分類について、DPCコード、名称、患者数、平均在院日数(自院、全国)、転院率、平均年齢を掲載しています。短期滞在手術等基本料3算定症例は含みません。
  • DPCコードは診断群分類を表すコードです。病気と治療方法の組み合わせによって分類されますので、同じ病気でも治療方法が違えばコードは異なります。
  • 平均在院日数(全国)は、「2)診断群分類別患者数等」に資するDPC対象病院における診断群分類別平均在院日数(平成28年度)の公開データを使用しています。
  • 転院率は、転院患者数/全退院数としています。
◆ 解説(対象件数:2,029) ◆

内科では消化管出血や胆道感染といった緊急対応を積極的に行っており、胆管結石などの内視鏡治療の入院患者数が最も多くなっています。高齢者の誤嚥性肺炎は2番目に多く、平均年齢は83.4歳でした。半数の方は2週間以上入院していますが、病棟看護師と呼吸器リハビリテーションスタッフがカンファレンスを行うなど、多職種で診療にあたることにより速やかな病態の改善に努めています。3番目に多いのは慢性腎臓病の患者さんです。当院では慢性腎臓病の進展に大きく寄与している糖尿病、高血圧や脂質異常症などの加療、教育も積極的に行っています。

 

■ 循環器内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
050050xx99100x 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等1 1あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 220 3.09 3.06 1.82 70.53  
050130xx99000x 心不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 89 18.58 17.95 2.25 82.81  
050050xx02000x 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1 なし、1,2あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 87 5.00 4.71 1.15 70.36  
050030xx97000x 急性心筋梗塞(続発性合併症を含む。)、再発性心筋梗塞 その他の手術あり 手術・処置等1 なし、1あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 39 13.36 13.02 0.00 62.54  
050210xx97000x 徐脈性不整脈 手術あり 手術・処置等1 なし、1,3あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 36 9.83 11.38 0.00 77.72  
◆ 集計方法と定義 ◆
  • 患者数の多いDPC14桁分類について、DPCコード、名称、患者数、平均在院日数(自院、全国)、転院率、平均年齢を掲載しています。短期滞在手術等基本料3算定症例は含みません。
  • DPCコードは診断群分類を表すコードです。病気と治療方法の組み合わせによって分類されますので、同じ病気でも治療方法が違えばコードは異なります。
  • 平均在院日数(全国)は、「2)診断群分類別患者数等」に資するDPC対象病院における診断群分類別平均在院日数(平成28年度)の公開データを使用しています。
  • 転院率は、転院患者数/全退院数としています。
◆ 解説(対象件数:736) ◆

循環器内科では、狭心症などの虚血性心疾患に対する治療前後の心臓カテーテル検査が最も多く、心臓カテーテル治療のための入院が3番目に多くなっています。心臓カテーテルによる治療は狭心症だけでなく、急性心筋梗塞などの患者さんにも行われています。患者数が2番目に多いのは心不全の患者さんです。80歳以上の高齢患者さんが70%を占めており、入院期間も長い傾向にあります。

 

■ 小児科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
140010x199x00x 妊娠期間短縮、低出産体重に関連する障害(出生時体重2500g以上) 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 42 7.50 6.18 0.00 0.00  
0400801199x00x 肺炎等(1歳以上15歳未満) 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 39 4.46 5.79 0.00 5.10  
040090xxxxxx0x 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他) 定義副傷病 なし 38 5.00 6.02 5.26 2.21  
040100xxxxx00x 喘息 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 34 5.12 6.42 0.00 3.38  
150010xxxxx0xx ウイルス性腸炎 手術・処置等2 なし 25 3.28 5.50 0.00 6.68  
◆ 集計方法と定義 ◆
  • 患者数の多いDPC14桁分類について、DPCコード、名称、患者数、平均在院日数(自院、全国)、転院率、平均年齢を掲載しています。短期滞在手術等基本料3算定症例は含みません。
  • DPCコードは診断群分類を表すコードです。病気と治療方法の組み合わせによって分類されますので、同じ病気でも治療方法が違えばコードは異なります。
  • 平均在院日数(全国)は、「2)診断群分類別患者数等」に資するDPC対象病院における診断群分類別平均在院日数(平成28年度)の公開データを使用しています。
  • 転院率は、転院患者数/全退院数としています。
◆ 解説(対象件数:414) ◆

患者数が最も多いのは低出生体重の患者さんです。当院では地域の中核病院として、院内出生児を中心とする1カ月未満の低出生体重児や早産児に対する治療を積極的に行っています。退院後の新生児フォローアップ外来も行っています。また、小児科では肺炎や気管支喘息といった呼吸器疾患の患者さんが多くなっています。上位5分類の平均年齢は全て7歳未満であり、乳幼児に対する治療の重要性が伺えます。

 

■ 外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
060335xx02000x 胆嚢水腫、胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 58 6.12 7.61 1.72 63.21  
040040xx99040x 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 45 15.64 12.35 0.00 68.56  
060150xx03xxxx 虫垂炎 虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等 32 5.06 5.60 0.00 26.34  
090010xx02x0xx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 単純乳房切除術(乳腺全摘術)等 手術・処置等2 なし 31 7.90 10.3 0.00 66.00  
060035xx01000x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 26 17.58 15.92 0.00 75.46  
◆ 集計方法と定義 ◆
  • 患者数の多いDPC14桁分類について、DPCコード、名称、患者数、平均在院日数(自院、全国)、転院率、平均年齢を掲載しています。短期滞在手術等基本料3算定症例は含みません。
  • DPCコードは診断群分類を表すコードです。病気と治療方法の組み合わせによって分類されますので、同じ病気でも治療方法が違えばコードは異なります。
  • 平均在院日数(全国)は、「2)診断群分類別患者数等」に資するDPC対象病院における診断群分類別平均在院日数(平成28年度)の公開データを使用しています。
  • 転院率は、転院患者数/全退院数としています。
◆ 解説(対象件数:910) ◆

外科では胆嚢炎などの腹腔鏡下手術を行う患者さんが1番多くなっています。患者数が2番目に多いのは、肺癌の抗がん剤治療の患者さんです。一連の治療として、複数回入院する患者さんが多く見られます。3番目に多いのは虫垂炎の開腹手術の患者さんです。平均年齢は26.34歳で、30歳未満の患者さんが過半数を占めています。4番目に多いのは乳癌の手術患者さんです。術前診断を基に、それぞれの患者さんに適した術式(切除範囲)を検討しています。大腸癌に対する腹腔鏡下手術を行う患者さんは5番目に多くなっています。当院では鼠径ヘルニアの手術目的の患者さんが100件以上ありましたが、集計対象外となっています。

 

■ 整形外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
160800xx01xxxx 股関節大腿近位骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 124 22.93 27.63 75.00 82.43  
160760xx97xx0x 前腕の骨折 手術あり 定義副傷病 なし 27 3.04 5.49 0.00 54.26  
160690xx99xx0x 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 手術なし 定義副傷病 なし 18 32.22 20.57 50.00 80.17  
160820xx01xxxx 膝関節周辺骨折・脱臼 骨折観血的手術等 16 31.94 28.19 37.50 74.81  
160740xx97xx0x 肘関節周辺の骨折・脱臼 手術あり 定義副傷病 なし 14 7.57 5.33 7.14 29.29  
◆ 集計方法と定義 ◆
  • 患者数の多いDPC14桁分類について、DPCコード、名称、患者数、平均在院日数(自院、全国)、転院率、平均年齢を掲載しています。短期滞在手術等基本料3算定症例は含みません。
  • DPCコードは診断群分類を表すコードです。病気と治療方法の組み合わせによって分類されますので、同じ病気でも治療方法が違えばコードは異なります。
  • 平均在院日数(全国)は、「2)診断群分類別患者数等」に資するDPC対象病院における診断群分類別平均在院日数(平成28年度)の公開データを使用しています。
  • 転院率は、転院患者数/全退院数としています。
◆ 解説(対象件数:345) ◆

整形外科では手術が必要な骨折や怪我による入院患者さんが80%を超えています。40%程度の患者さんは、大腿骨近位骨折の治療のための入院でした。高齢の患者さんが転倒などで大腿骨を骨折した場合、早期の骨接合術後、当院では状態が安定するまでリハビリ治療を行っています。また、地域連携クリティカルパスも導入しており、他院と連携することで切れ目のない医療を提供しています。

 

■ 脳神経外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
010060×2990401 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 発症前Rankin Scale 0、1又は2 34 19.38 16.54 32.35 67.12  
160100xx97x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 31 20.10 9.87 12.90 76.58  
010040x099x00x 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 19 18.68 19.35 57.89 65.05  
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし 15 8.07 7.52 13.33 58.73  
010020x199x11x くも膜下出血、破裂脳動脈瘤(JCS10以上) 手術なし 手術・処置等2 あり 定義副傷病 あり  
◆ 集計方法と定義 ◆
  • 患者数の多いDPC14桁分類について、DPCコード、名称、患者数、平均在院日数(自院、全国)、転院率、平均年齢を掲載しています。短期滞在手術等基本料3算定症例は含みません。
  • DPCコードは診断群分類を表すコードです。病気と治療方法の組み合わせによって分類されますので、同じ病気でも治療方法が違えばコードは異なります。
  • 平均在院日数(全国)は、「2)診断群分類別患者数等」に資するDPC対象病院における診断群分類別平均在院日数(平成28年度)の公開データを使用しています。
  • 転院率は、転院患者数/全退院数としています。
◆ 解説(対象件数:254) ◆

脳神経外科では脳梗塞の入院が最も多くなっています。脳梗塞急性期の治療としては血栓溶解療法、抗血小板療法、抗凝固療法、脳保護療法などが行われています。2番目に多いのは外傷性硬膜下血腫の患者さんです。頭蓋から血腫を洗浄除去する手術を行っています。3番目に多いのは高血圧性の脳内出血の患者さんで、保存的に治療を行い、多くの患者さんはリハビリ専門病院に転院しています。当院では連携病院と協力することで、急性期治療を経過し在宅復帰を目指す患者さんへの継続的な医療を提供しています。

 

■ 皮膚科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
080011xx99xxxx 急性膿皮症 手術なし 14 12.64 11.97 0.00 75.71  
161060xx99x0xx 詳細不明の損傷等 手術なし 手術・処置等2 なし 10 3.20 4.19 0.00 56.50  
080006xx01x0xx 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外) 皮膚悪性腫瘍切除術等 手術・処置等2 なし  
080110xxxxx0xx 水疱症 手術・処置等2 なし  
080006xx97x0xx 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外) その他の手術あり 手術・処置等2 なし  
◆ 集計方法と定義 ◆
  • 患者数の多いDPC14桁分類について、DPCコード、名称、患者数、平均在院日数(自院、全国)、転院率、平均年齢を掲載しています。短期滞在手術等基本料3算定症例は含みません。
  • DPCコードは診断群分類を表すコードです。病気と治療方法の組み合わせによって分類されますので、同じ病気でも治療方法が違えばコードは異なります。
  • 平均在院日数(全国)は、「2)診断群分類別患者数等」に資するDPC対象病院における診断群分類別平均在院日数(平成28年度)の公開データを使用しています。
  • 転院率は、転院患者数/全退院数としています。
◆ 解説(対象件数:52) ◆

患者数が1番多いのは急性膿皮症でした。主に蜂窩織炎の患者さんで、高熱を伴うなど外来では十分な治療を行うことが出来ない重症患者さんが入院しています。2番目に多いのはアナフィラキシーショックの患者さんで、点滴治療などを行い短期間で退院しています。その他にも、皮膚の悪性腫瘍や天疱瘡などの患者さんは症状に応じて入院治療を行っています。

 

■ 泌尿器科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
11012xxx040x0x 上部尿路疾患 体外衝撃波腎・尿管結石破砕術(一連につき) 手術・処置等1 なし 定義副傷病 なし 57 2.28 2.82 0.00 60.56  
110070xx02020x 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 2あり 定義副傷病 なし 36 6.42 7.85 0.00 69.64  
11012xxx020x0x 上部尿路疾患 経尿道的尿路結石除去術等 手術・処置等1 なし 定義副傷病 なし 16 7.13 5.83 0.00 64.94  
11013xxx06xxxx 下部尿路疾患 膀胱結石、異物摘出術 経尿道的手術等 12 4.92 5.75 0.00 65.42  
11012xxx97xx0x 上部尿路疾患 その他の手術あり 定義副傷病 なし  
◆ 集計方法と定義 ◆
  • 患者数の多いDPC14桁分類について、DPCコード、名称、患者数、平均在院日数(自院、全国)、転院率、平均年齢を掲載しています。短期滞在手術等基本料3算定症例は含みません。
  • DPCコードは診断群分類を表すコードです。病気と治療方法の組み合わせによって分類されますので、同じ病気でも治療方法が違えばコードは異なります。
  • 平均在院日数(全国)は、「2)診断群分類別患者数等」に資するDPC対象病院における診断群分類別平均在院日数(平成28年度)の公開データを使用しています。
  • 転院率は、転院患者数/全退院数としています。
◆ 解説(対象件数:239) ◆

泌尿器科では尿管結石や腎結石に対する体外衝撃波結石破砕術目的の患者さんが最も多く、経尿道的尿路結石除去術などを行う患者さんが3番目に多くなっています。前者は1泊2日、後者は7泊8日のクリティカルパスがそれぞれ作成されており、標準的な医療を提供しています。また、経尿道的尿管ステント留置術などを行う患者さんは5番目に多くなっています。膀胱の疾患に関しては、膀胱癌の経尿道的手術目的の患者さんが2番目に多く、膀胱結石に対する経尿道的手術目的の患者さんが4番目に多くなっています。

 

■ 産婦人科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
120060xx01xxxx 子宮の良性腫瘍 子宮全摘術等 29 9.48 10.05 0.00 43.83  
120090xx97xxxx 生殖器脱出症 手術あり 26 9.31 9.44 0.00 72.27  
12002xxx02x0xx 子宮頸・体部の悪性腫瘍 子宮筋腫摘出(核出)術 腟式等 手術・処置等2 なし 25 3.00 3.31 0.00 40.84  
120170xx99x0xx 早産、切迫早産 手術なし 手術・処置等2 なし 23 13.22 20.79 39.13 30.83  
120060xx02xxxx 子宮の良性腫瘍 腹腔鏡下腟式子宮全摘術等 19 7.16 6.29 0.00 47.47  
◆ 集計方法と定義 ◆
  • 患者数の多いDPC14桁分類について、DPCコード、名称、患者数、平均在院日数(自院、全国)、転院率、平均年齢を掲載しています。短期滞在手術等基本料3算定症例は含みません。
  • DPCコードは診断群分類を表すコードです。病気と治療方法の組み合わせによって分類されますので、同じ病気でも治療方法が違えばコードは異なります。
  • 平均在院日数(全国)は、「2)診断群分類別患者数等」に資するDPC対象病院における診断群分類別平均在院日数(平成28年度)の公開データを使用しています。
  • 転院率は、転院患者数/全退院数としています。
◆ 解説(対象件数:339) ◆

産婦人科では子宮の良性腫瘍(子宮筋腫、子宮内膜症など)の手術目的の患者さんが最も多くなっています。子宮全摘術の他に子宮筋腫核出術や筋腫分娩捻除術を行っています。次いで多いのは子宮脱の患者さんです。経膣的に子宮脱手術を行っています。3番目に多いのは、子宮頸部異形上皮に対する円錐切除術を要する患者さんです。今年度より医師が増員され、他病院との連携も充実したことにより、切迫早産などの患者さんにも安定した周産期医療を提供することができました。

 

■ 眼科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
020160xx97xxx0 網膜剥離 手術あり 片眼 59 8.25 10.53 0.00 56.44  
020240xx97xxx0 硝子体疾患 手術あり 片眼 47 5.72 7.01 0.00 66.87  
020200xx9700xx 黄斑、後極変性 手術あり 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 44 6.77 7.70 0.00 67.23  
020220xx97xxx0 緑内障 手術あり 片眼 23 8.26 9.15 0.00 70.65  
020200xx9710xx 黄斑、後極変性 手術あり 手術・処置等1 あり 手術・処置等2 なし 21 6.67 7.72 0.00 75.81  
◆ 集計方法と定義 ◆
  • 患者数の多いDPC14桁分類について、DPCコード、名称、患者数、平均在院日数(自院、全国)、転院率、平均年齢を掲載しています。短期滞在手術等基本料3算定症例は含みません。
  • DPCコードは診断群分類を表すコードです。病気と治療方法の組み合わせによって分類されますので、同じ病気でも治療方法が違えばコードは異なります。
  • 平均在院日数(全国)は、「2)診断群分類別患者数等」に資するDPC対象病院における診断群分類別平均在院日数(平成28年度)の公開データを使用しています。
  • 転院率は、転院患者数/全退院数としています。
◆ 解説(対象件数:833) ◆

眼科の大部分が手術目的の患者さんです。白内障の手術患者さんが最も多く全体の70%近くを占めますが、集計対象外となっています。次いで多いのは、網膜剥離の患者さんです。クリティカルパスが適用されており、当院の平均在院日数は8.25日で全国平均よりも入院日数は短くなっています。当院では網膜硝子体疾患や黄斑部疾患など、手術により治療可能な眼科疾患に対して積極的な治療を行っており、地域における重度症例を担当しています。

 

■ 耳鼻咽喉科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数(自院) 平均在院日数(全国) 転院率 平均年齢 患者用パス
030230xxxxxxxx 扁桃、アデノイドの慢性疾患 32 8.69 8.12 0.00 19.47  
030400xx99xxxx 前庭機能障害 手術なし 32 4.03 5.24 0.00 65.63  
030350xxxxxxxx 慢性副鼻腔炎 21 5.29 7.47 0.00 62.43  
030240xx99xxxx 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 手術なし 19 4.63 5.50 0.00 42.68  
030428xxxxxxxx 突発性難聴 19 8.84 9.37 0.00 60.16  
◆ 集計方法と定義 ◆
  • 患者数の多いDPC14桁分類について、DPCコード、名称、患者数、平均在院日数(自院、全国)、転院率、平均年齢を掲載しています。短期滞在手術等基本料3算定症例は含みません。
  • DPCコードは診断群分類を表すコードです。病気と治療方法の組み合わせによって分類されますので、同じ病気でも治療方法が違えばコードは異なります。
  • 平均在院日数(全国)は、「2)診断群分類別患者数等」に資するDPC対象病院における診断群分類別平均在院日数(平成28年度)の公開データを使用しています。
  • 転院率は、転院患者数/全退院数としています。
◆ 解説(対象件数:293) ◆

耳鼻咽喉科で最も多いのは扁桃肥大や慢性扁桃炎で、扁桃摘出術やアデノイド切除術を行う患者さんです。患者さんの平均年齢は19.47歳で、10歳未満の患者さんが40%程います。また、前庭機能障害(めまい症)の患者さんは比較的高齢の方が多く、2~4日間程度入院し検査や点滴治療を行っています。この他にも慢性副鼻腔炎に対する鼻内内視鏡手術や、扁桃周囲膿瘍などの感染症、突発性難聴の患者さんに対する検査や保存的治療が行われています。

 


 

初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数 ファイルをダウンロード

  初発 再発 病期分類基準(※) 版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 14 14 34 1 7
大腸癌 15 18 27 35 14 14 1 7
乳癌 30 19 11 1 7
肺癌 19 21 71 1 7
肝癌 13 12 10 1 7

初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数

※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約

◆ 集計方法と定義 ◆
  • 初発患者はUICCのTNMから示される病期分類による患者数を、再発患者(再発部位によらない)は期間内の患者数として集計しています。
  • 患者数は延患者数としています。
  • 治療前に得られたTNM分類と医療資源を最も投入した傷病名は、必ずしも紐付かない場合もあります。
  • TNM分類が不正確等で病期(stage)が不明な場合は、「不明」としてカウントしています。
  • Stageが「0」のものは集計対象外としています。
◆ 解説 ◆

当院は静岡県地域がん診療連携推進病院の指定を受けており、内視鏡的治療、外科的治療、抗がん剤治療、放射線治療など患者さんの状態に合わせた集学的治療を行っています。また、治療が困難とされたがん患者さんの苦痛を和らげる緩和ケアの体制も整えています。
入院患者数としては肺癌が最も多くなっています。これはⅢ期やⅣ期といった進行癌の割合が高く、抗がん剤治療などで繰り返し入院する患者さんも多く見られるためです。早期の胃癌や大腸癌に対しては、内視鏡的治療が行われています。また、傷が小さく回復が早い腹腔鏡下手術も積極的に行われています。進行癌の患者さんに対しては、手術療法以外に抗がん剤治療や放射線治療が行われています。乳癌では早期癌に対する手術患者さんが多くみられます。当院では、抗がん剤治療やホルモン治療、放射線療法など、個々にあった最適な治療法が選択されています。肝癌に対しては、肝動脈血管塞栓術や肝切除術などが行われています。
病期分類が不明とされている症例には、治療前の検査入院に該当する患者さんも含まれます。入院中に検査結果が出ていなかったり、遠隔転移の有無の評価が退院後になるなど、当該入院中の情報だけでは病期分類が出来ないことなどが理由としてあげられます。

 


 

 

成人市中肺炎の重症度別患者数等 ファイルをダウンロード

  患者数 平均在院日数 平均年齢
軽症 17 9.06 55.35
中等症 140 17.34 81.91
重症 37 23.59 84.27
超重症 13 19.38 86.54
不明
◆ 集計方法と定義 ◆
  • 成人の市中肺炎(普段の社会生活の中で罹患した肺炎)につき、重症度別に患者数、平均在院日数、平均年齢を掲載しています。
  • 入院契機傷病名および最も医療資源を投入した傷病名に対するICD10コードがJ13~J18$で始まるものに限定しています。
  • この集計における成人とは20歳以上の患者さんを指します。
  • 重症度分類はA-DROPスコアを用いています。重症度分類の各因子が一つでも不明な場合は「不明」と分類しています。
◆ 解説 ◆

重症度分類はA-DROPスコアを用いて分類しています。この指標では細菌による肺炎を集計しており、インフルエンザウイルスなどのウイルスによる肺炎や食べ物の誤嚥による肺炎、気管支炎などは集計対象外となっています。小児の肺炎も集計対象外としています。患者数を見ると中等症の割合が最も高く、全体の70%近くを占めています。また、重症度が高くなるほど平均年齢が高くなり、平均在院日数も長くなる傾向が見られます。

 


 

脳梗塞のICD10別患者数等 ファイルをダウンロード

ICD10 傷病名 発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
G45$ 一過性脳虚血発作及び関連症候群 3日以内
その他
G46$ 脳血管疾患における脳の血管(性)症候群 3日以内
その他
I63$ 脳梗塞 3日以内 104 30.87 74.05 34.23
その他
I65$ 脳実質外動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの 3日以内
その他
I66$ 脳動脈の閉塞及び狭窄,脳梗塞に至らなかったもの 3日以内
その他
I675 もやもや病<ウイリス動脈輪閉塞症> 3日以内
その他
I679 脳血管疾患,詳細不明 3日以内
その他

脳梗塞のICD10別患者数等

◆ 集計方法と定義 ◆
  • 脳梗塞の病型別の患者数・平均在院日数・平均年齢・転院率を、発症日から「3日以内」「その他」に分けて掲載しています。
  • 最も医療資源を投入した傷病のICD10(G45$,G46$,I63$,I65$,I66$,I675,I679)別に集計しています。
  • 転院率は、転院患者数/全退院数としています。
◆ 解説 ◆

この指標の大部分は、脳神経外科に入院した患者さんが該当しています。I63$(脳梗塞)に分類される患者さんがほとんどです。患者さんの平均年齢は発症日から「3日以内」「その他」ともに75歳前後であり、いわゆる後期高齢の患者さんが多くなっています。当院では、90%以上の患者さんが発症から3日以内に治療を開始しています。血栓溶解療法や脳保護療法などの治療を迅速に開始することで早期離床につながります。また、リハビリテーションを開始することで発症後のADL(日常生活動作)障害が軽減されます。35%程度の患者さんは一ヶ月程入院した後、地域連携パスの連携病院などに転院し継続的にリハビリ治療を行っています。当院は地域包括ケア病棟を有しているため、院内において急性期から回復期への継続的な治療管理を行う場合もあります。

 


 

診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで) ファイルをダウンロード

■ 内科

Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢 患者用パス
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 96 1.63 10.58 4.17 82.44  
K654 内視鏡的消化管止血術 53 1.55 13.92 1.89 71.58  
K610-3 内シャント設置術 51 8.22 12.43 7.84 69.84  
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2センチメートル未満) 34 3.29 3.74 0.00 69.50  
K6871 内視鏡的乳頭切開術(乳頭括約筋切開のみのもの) 31 2.71 9.39 3.23 74.26  
◆ 集計方法と定義 ◆
  • 手術件数の多い順に5術式について、患者数・術前日数・術後日数・転院率・平均年齢を掲載しています。短期滞在手術等基本料3算定症例も含みます。
  • 同一手術において複数の手術手技を行った場合は、主たるもののみカウントしています。
  • 医療資源を最も投入した傷病名の診療科で集計しているため、必ずしも診療科=手術施行科ではありません。
  • 創傷処理・皮膚切開術・非観血的整復術・徒手整復術・軽微な手術、及びすべての加算は除外しています。
  • 転院率は、転院患者数/全退院数としています。
◆ 解説(対象件数:2,029) ◆

内科では様々な内視鏡治療が行われています。中でも、胆道疾患などに対して行われる内視鏡的胆道ステント留置術が最も多くなっています。これは様々な病態で狭窄した胆道にチューブを通して拡張し、胆汁の流れを良くする手術です。当院では消化管出血などの緊急対応も行っているため、内視鏡的消化管止血術が2番目に多くなっています。また、3番目に多いのは慢性腎不全の患者さんのバスキュラーアクセスを確保するための内シャント設置術でした。通常は4日間の短期入院で対応していますが、腎不全が進行し緊急で透析導入が必要になる場合など、入院が長期化するケースも見られました。

 

■ 循環器内科

Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢 患者用パス
K5493 経皮的冠動脈ステント留置術(その他のもの) 51 2.35 1.55 1.96 70.45  
K5491 経皮的冠動脈ステント留置術(急性心筋梗塞に対するもの) 30 0.00 17.17 0.00 66.07  
K5972 ペースメーカー移植術(経静脈電極の場合) 29 5.59 11.10 3.45 79.52  
K5492 経皮的冠動脈ステント留置術(不安定狭心症に対するもの) 24 0.04 8.00 4.17 69.71  
K5463 経皮的冠動脈形成術(その他のもの) 19 4.26 1.53 0.00 72.37  
◆ 集計方法と定義 ◆
  • 手術件数の多い順に5術式について、患者数・術前日数・術後日数・転院率・平均年齢を掲載しています。短期滞在手術等基本料3算定症例も含みます。
  • 同一手術において複数の手術手技を行った場合は、主たるもののみカウントしています。
  • 医療資源を最も投入した傷病名の診療科で集計しているため、必ずしも診療科=手術施行科ではありません。
  • 創傷処理・皮膚切開術・非観血的整復術・徒手整復術・軽微な手術、及びすべての加算は除外しています。
  • 転院率は、転院患者数/全退院数としています。
◆ 解説(対象件数:736) ◆

循環器内科では虚血性心疾患(心筋梗塞や狭心症など)に対する経皮的冠動脈ステント留置術が上位にあがっています。当該手術は、詰まってしまった血管や細くなった血管にステントを留置し、血管を拡げることで血流を回復する手術です。患者数が最も多いその他のもの(主に狭心症など)の場合は2泊3日の予定入院で治療するケース、急性心筋梗塞や不安定狭心症に対するものは緊急入院で治療するケースが該当します。これらの術式は診療報酬上の算定要件に基づき請求するため、実際の急性心筋梗塞の患者数とは異なります。また、ペースメーカー移植術は3番目に多くなっています。

 

■ 小児科

Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢 患者用パス
K9131 新生児仮死蘇生術(仮死第1度のもの) 12 0.00 16.33 0.00 0.00  
K9132 新生児仮死蘇生術(仮死第2度のもの)  
K300 鼓膜切開術  
K718-22 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴うもの)  
 
◆ 集計方法と定義 ◆
  • 手術件数の多い順に5術式について、患者数・術前日数・術後日数・転院率・平均年齢を掲載しています。短期滞在手術等基本料3算定症例も含みます。
  • 同一手術において複数の手術手技を行った場合は、主たるもののみカウントしています。
  • 医療資源を最も投入した傷病名の診療科で集計しているため、必ずしも診療科=手術施行科ではありません。
  • 創傷処理・皮膚切開術・非観血的整復術・徒手整復術・軽微な手術、及びすべての加算は除外しています。
  • 転院率は、転院患者数/全退院数としています。
◆ 解説(対象件数:414) ◆

小児科の入院患者さんに最も多く行われているのは新生児仮死蘇生術でした。仮死第1度のものはApger score4~6点に相当し、仮死第2度のものはApger score3点以下にほぼ相当しています。また、他診療科と連携しながら鼓膜切開術や腹腔鏡下虫垂切除術を行うこともあります。これらの手術にはクリティカルパスを適用しており、患者さんやご家族の負担軽減に努めています。

 

■ 外科

Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢 患者用パス
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 89 1.13 2.60 0.00 65.11  
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 75 1.25 4.01 1.33 62.47  
K6335 ヘルニア手術(鼠径ヘルニア) 32 1.34 2.94 0.00 63.88  
K718-21 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) 31 0.42 3.58 0.00 26.10  
K4763 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術(腋窩部郭清を伴わないもの)) 31 0.94 6.03 0.00 65.13  
◆ 集計方法と定義 ◆
  • 手術件数の多い順に5術式について、患者数・術前日数・術後日数・転院率・平均年齢を掲載しています。短期滞在手術等基本料3算定症例も含みます。
  • 同一手術において複数の手術手技を行った場合は、主たるもののみカウントしています。
  • 医療資源を最も投入した傷病名の診療科で集計しているため、必ずしも診療科=手術施行科ではありません。
  • 創傷処理・皮膚切開術・非観血的整復術・徒手整復術・軽微な手術、及びすべての加算は除外しています。
  • 転院率は、転院患者数/全退院数としています。
◆ 解説(対象件数:910) ◆

外科では鼠径部のヘルニアに対する手術が最も多く行われています。腹腔鏡下手術が89件、鼠径部を切開する手術が32件です。2番目に多いのは胆嚢炎や胆石などの胆嚢疾患に対する腹腔鏡下胆嚢摘出術、4番目に多いのは虫垂炎に対する腹腔鏡下虫垂切除術でした。当院では腹腔鏡下手術を行うことにより、手術に対する患者さんの負担ができるだけ小さくなるよう努めています。また、乳癌の治療を目的とした乳腺悪性腫瘍手術も数多く行われています。いずれの手術も入院当日または翌日に手術を行うクリティカルパスが適用され、早期の退院が可能となっています。

 

■ 整形外科

Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢 患者用パス
K0461 骨折観血的手術(大腿) 等 83 1.72 18.57 62.65 76.34  
K0811 人工骨頭挿入術(股) 55 3.98 18.82 74.55 82.42  
K0462 骨折観血的手術(前腕) 等 23 0.87 4.65 0.00 56.57  
K0821 人工関節置換術(股) 等 16 4.00 22.19 25.00 68.00  
K0731 関節内骨折観血的手術(肘) 等 15 2.27 13.40 33.33 72.60  
◆ 集計方法と定義 ◆
  • 手術件数の多い順に5術式について、患者数・術前日数・術後日数・転院率・平均年齢を掲載しています。短期滞在手術等基本料3算定症例も含みます。
  • 同一手術において複数の手術手技を行った場合は、主たるもののみカウントしています。
  • 医療資源を最も投入した傷病名の診療科で集計しているため、必ずしも診療科=手術施行科ではありません。
  • 創傷処理・皮膚切開術・非観血的整復術・徒手整復術・軽微な手術、及びすべての加算は除外しています。
  • 転院率は、転院患者数/全退院数としています。
◆ 解説(対象件数:345) ◆

整形外科では大腿骨や股関節、腕に対する手術が多くなっています。髄内釘やプレートなどを使って骨を固定する手術や、骨頭を人工物に入れ替える手術が行われています。大腿骨や股関節の手術患者さんは高齢の方が多く、手術後に十分にリハビリを行っているため、術後の平均在院日数はやや長くなっています。また、当院では地域連携クリティカルパスを活用しており、回復の程度に応じてリハビリ専門病院への転院調整も行っています。

 

■ 脳神経外科

Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢 患者用パス
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 26 2.81 18.73 15.38 78.69  
K6182 中心静脈注射用植込型カテーテル設置(頭頸部その他に設置した場合) 13 29.00 51.85 69.23 83.08  
K664 胃瘻造設術(経皮的内視鏡下胃瘻造設術、腹腔鏡下胃瘻造設術を含む。) 13 34.46 39.23 69.23 78.46  
K1643 頭蓋内血腫除去術(開頭して行うもの)(脳内のもの)  
K1692 頭蓋内腫瘍摘出術(その他のもの)  
◆ 集計方法と定義 ◆
  • 手術件数の多い順に5術式について、患者数・術前日数・術後日数・転院率・平均年齢を掲載しています。短期滞在手術等基本料3算定症例も含みます。
  • 同一手術において複数の手術手技を行った場合は、主たるもののみカウントしています。
  • 医療資源を最も投入した傷病名の診療科で集計しているため、必ずしも診療科=手術施行科ではありません。
  • 創傷処理・皮膚切開術・非観血的整復術・徒手整復術・軽微な手術、及びすべての加算は除外しています。
  • 転院率は、転院患者数/全退院数としています。
◆ 解説(対象件数:254) ◆

脳神経外科で最も多いのが慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術です。慢性硬膜下血腫に対して、頭蓋から血腫を洗浄除去、ドレナージを行います。 2番目に多いのは 中心静脈注射用植込型カテーテル設置術、3番目に多いのは胃瘻造設術、4番目に多いのは頭蓋内血腫除去術です。いずれの手術も、早期の回復期リハビリにつなげることを目的に行っています。当院での急性期治療を経過した後、手術後の継続リハビリ目的で転院する患者さんの割合が高くなっています。

 

■ 皮膚科

Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢 患者用パス
K0072 皮膚悪性腫瘍切除術(単純切除)  
K0063 皮下腫瘍摘出術(露出部以外)(長径6センチメートル以上,12センチメートル未満)  
K013-21 全層植皮術(25平方センチメートル未満)  
K0301 四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術(躯幹)  
K0151 皮弁作成術・移動術・切断術・遷延皮弁術(25平方センチメートル未満)  
◆ 集計方法と定義 ◆
  • 手術件数の多い順に5術式について、患者数・術前日数・術後日数・転院率・平均年齢を掲載しています。短期滞在手術等基本料3算定症例も含みます。
  • 同一手術において複数の手術手技を行った場合は、主たるもののみカウントしています。
  • 医療資源を最も投入した傷病名の診療科で集計しているため、必ずしも診療科=手術施行科ではありません。
  • 創傷処理・皮膚切開術・非観血的整復術・徒手整復術・軽微な手術、及びすべての加算は除外しています。
  • 転院率は、転院患者数/全退院数としています。
◆ 解説(対象件数:52) ◆

皮膚科では悪性腫瘍に対する腫瘍切除術を最も多く行っていますが、植皮や皮弁作成を行うこともあります。前者は自分の身体から採取した皮膚を自分に植える自家植皮のことで、後者は皮膚を栄養する動静脈を含ませた茎を付着させて移植するものです。また、良性腫瘍に対する皮下腫瘍摘出術や軟部腫瘍摘出術も行っています。比較的大きな腫瘍や、手術後に経過観察が必要と思われる場合には入院治療を必要としています。

 

■ 泌尿器科

Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢 患者用パス
K768 体外衝撃波腎・尿管結石破砕術(一連につき) 105 0.14 1.15 0.00 60.01  
K8036ロ 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(その他のもの) 42 1.88 3.88 0.00 69.83  
K7811 経尿道的尿路結石除去術(レーザーによるもの) 17 3.18 3.71 0.00 64.41  
K7981 膀胱結石摘出術(経尿道的手術) 10 1.00 2.80 0.00 66.10  
K773 腎(尿管)悪性腫瘍手術(1歳以上の場合) 等  
◆ 集計方法と定義 ◆
  • 手術件数の多い順に5術式について、患者数・術前日数・術後日数・転院率・平均年齢を掲載しています。短期滞在手術等基本料3算定症例も含みます。
  • 同一手術において複数の手術手技を行った場合は、主たるもののみカウントしています。
  • 医療資源を最も投入した傷病名の診療科で集計しているため、必ずしも診療科=手術施行科ではありません。
  • 創傷処理・皮膚切開術・非観血的整復術・徒手整復術・軽微な手術、及びすべての加算は除外しています。
  • 転院率は、転院患者数/全退院数としています。
◆ 解説(対象件数:239) ◆

泌尿器科の手術では体外衝撃波腎・尿管結石破砕術が最も多く行われています。これは体内に存在する結石を衝撃波により細かく砕き、体外への排出を容易に するための治療です。当院では入院当日に手術を行い、 翌日退院する1泊2日のクリティカルパスが作成されています。また、3番目に多い経尿道的尿路結石除去術は、直接レーザーで結石を破砕する手術になっています。膀胱悪性手術(経尿道的手術)は膀胱癌に対する手術です。尿道から内視鏡を挿入して腫瘍を切除するため、開腹手術に比べ患者さんの体への負担への負担が少ない治療方法です。

 

■ 産婦人科

Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢 患者用パス
K877 子宮全摘術 43 1.30 8.07 2.33 52.23  
K877-2 腹腔鏡下腟式子宮全摘術 28 1.04 5.68 0.00 49.18  
K867-4 子宮頸部異形成上皮レーザー照射治療 等 26 1.00 1.23 0.00 40.54  
K8882 子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(腹腔鏡によるもの) 24 1.21 5.25 0.00 41.88  
K8654 子宮脱手術(腟壁形成手術及び子宮全摘術(腟式、腹式)) 22 1.05 6.91 0.00 72.82  
◆ 集計方法と定義 ◆
  • 手術件数の多い順に5術式について、患者数・術前日数・術後日数・転院率・平均年齢を掲載しています。短期滞在手術等基本料3算定症例も含みます。
  • 同一手術において複数の手術手技を行った場合は、主たるもののみカウントしています。
  • 医療資源を最も投入した傷病名の診療科で集計しているため、必ずしも診療科=手術施行科ではありません。
  • 創傷処理・皮膚切開術・非観血的整復術・徒手整復術・軽微な手術、及びすべての加算は除外しています。
  • 転院率は、転院患者数/全退院数としています。
◆ 解説(対象件数:339) ◆

産婦人科では子宮の良性腫瘍(子宮筋腫、子宮内膜症)の手術目的の患者さんが43件と最も多くなっています。近年、腹腔鏡下手術にも力をいれており、腹腔鏡下腟式子宮全摘術も28件と2番目に多くなっています。卵巣関連や異所性妊娠手術にも腹腔鏡下手術を導入し症例数を増やしています。この他にも子宮頸部異形上皮に対する円錐切除術や、子宮下垂などに対する子宮脱手術も数多く行っています。帝王切開症例は118件ですが、集計対象外となっています。このように婦人科、産科と万遍なく対応し、また、クリティカルパスを導入して短期間の入院を実現しています。

 

■ 眼科

Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢 患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)(その他のもの) 557 0.96 1.03 0.18 73.85  
K2801 硝子体茎顕微鏡下離断術(網膜付着組織を含むもの) 160 1.09 5.06 0.00 64.35  
K284 硝子体置換術 25 0.84 3.00 0.00 60.40  
K2802 硝子体茎顕微鏡下離断術(その他のもの) 23 0.83 4.83 0.00 69.35  
K2684 緑内障手術(緑内障治療用インプラント挿入術)(プレートのないもの) 14 2.36 7.00 0.00 68.93  
◆ 集計方法と定義 ◆
  • 手術件数の多い順に5術式について、患者数・術前日数・術後日数・転院率・平均年齢を掲載しています。短期滞在手術等基本料3算定症例も含みます。
  • 同一手術において複数の手術手技を行った場合は、主たるもののみカウントしています。
  • 医療資源を最も投入した傷病名の診療科で集計しているため、必ずしも診療科=手術施行科ではありません。
  • 創傷処理・皮膚切開術・非観血的整復術・徒手整復術・軽微な手術、及びすべての加算は除外しています。
  • 転院率は、転院患者数/全退院数としています。
◆ 解説(対象件数:833) ◆

眼科では白内障の手術患者さんが全体の70%近くを占めています。当院では入院2日目に手術を行う2泊3日のクリティカルパスで対応しております。糖尿病網膜症や網膜剥離、黄斑円孔などの網膜硝子体疾患に対する硝子体茎顕微鏡下離断術及び硝子体置換術、緑内障に対する緑内障手術が続きます。当院では他院と連携しつつ重度症例を担当しており、地域の中核病院としての役割を果たしています。

 

■ 耳鼻咽喉科

Kコード 名称 患者数 平均術前日数 平均術後日数 転院率 平均年齢 患者用パス
K3772 口蓋扁桃手術(摘出) 29 1.00 7.14 0.00 20.93  
K340-5 内視鏡下鼻・副鼻腔手術3型(選択的(複数洞)副鼻腔手術) 17 1.29 2.94 0.00 62.18  
K319 鼓室形成手術 10 1.50 5.90 0.00 44.20  
K368 扁桃周囲膿瘍切開術  
K340-6 内視鏡下鼻・副鼻腔手術4型(汎副鼻腔手術)  
◆ 集計方法と定義 ◆
  • 手術件数の多い順に5術式について、患者数・術前日数・術後日数・転院率・平均年齢を掲載しています。短期滞在手術等基本料3算定症例も含みます。
  • 同一手術において複数の手術手技を行った場合は、主たるもののみカウントしています。
  • 医療資源を最も投入した傷病名の診療科で集計しているため、必ずしも診療科=手術施行科ではありません。
  • 創傷処理・皮膚切開術・非観血的整復術・徒手整復術・軽微な手術、及びすべての加算は除外しています。
  • 転院率は、転院患者数/全退院数としています。
◆ 解説(対象件数:293) ◆

耳鼻咽喉科で最も多いのは、扁桃肥大や慢性扁桃炎に対して口蓋扁桃摘出術を行う患者さんです。アデノイド切除術の患者数も多いのですが、口蓋扁桃摘出術と同時に手術することが多いため集計対象外になっています。慢性副鼻腔炎などに対する内視鏡下鼻・副鼻腔手術も症例数が多いです。2番目に多い3型と5番目に多い4型との違いは、病変の広がりによるものです。3番目に多いのは中耳炎や真珠腫に対する鼓室形成手術、4番目に多いのは扁桃周囲膿瘍に対する扁桃周囲膿瘍切開術です。当院ではクリティカルパスが活用されおり、入院期間は短めになっています。

 


 

その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率) ファイルをダウンロード

DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一
異なる 20 0.31
180010 敗血症 同一 17 0.26
異なる 11 0.17
180035 その他の真菌感染症 同一
異なる
180040 手術・処置等の合併症 同一 58 0.90
異なる

その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

◆ 集計方法と定義 ◆
  • この指標における「同一」とは、最医療資源傷病名(DPC6桁)と入院契機傷病名が、同一か否かということです。
  • 播種性血管内凝固症候群、敗血症、その他の真菌感染症、手術・処置等の合併症の患者数と請求率を集計しています。
  • 同一性の有無を区別した各症例数の、全退院患者数に対する発生率を掲載しています。
◆ 解説 ◆

最も医療資源を投入した傷病名が播種性血管内凝固症候群、敗血症、その他の真菌症、手術・術後の合併症について、入院契機病名(入院のきっかけとなった傷病)の同一性の有無を区別して症例数をカウントしています。医療の質の改善に資するため、臨床上ゼロにはなりえないものの少しでも改善すべきものとして対象患者数と発症率を示しています。
手術・処置等の合併症については、ほとんがDPC病名と入院契機病名が同一の患者さんです。一例として、透析シャントは時に狭くなったり詰まったりすることがあります。また、白内障手術の術後に眼内レンズがずれたり、脱臼することも稀にあります。これ以外にも手術や生検後の出血や、術後の創部や挿入物からの感染などが該当します。
当院では、手術や処置などは合併症を起こさないように細心の注意を払って行われています。しかし、合併症はどうしても一定の確率で起こり得ます。起こり得る合併症については可能な限り事前に説明した上で、手術や処置の施行に同意いただくよう努めます。

 


 

更新履歴

平成29年9月28日 平成28年度病院指標を公開しました。

日本医療機能評価機構 認定第JC837号

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