富士宮市立病院看護部ブログ
病院紹介
院内保育所を紹介します
仕事をしながら子育てをするお母さんとお父さんを、応援・支援するために、昭和41年に富士宮市立病院院内保育所は開設されました。0歳児から5歳児までが在籍し、現在、保育士7名と、調理師1名が保育に携わっています。
保育士の中には、市内の公立保育園から派遣されたベテランの保育士さんがいます。お子さんを預けるお母さんやお父さんたちにとっては安心できることと思います。
また調理師さんは、毎日手作りの給食とおやつを用意してくれます。お子さんたちが院内保育所内で育てた野菜を使ったおやつは好評で、好き嫌いの多いお子さんも喜んで食べるそうです。
院内保育所の開所日は月曜日~金曜日、また土曜日(深夜、日勤者対象)、開所時間は7:30から18:30まで(延長19:00まで)となっていますが、看護師さんの仕事は変則的であることが多く、毎週土日にお子さんたちと過ごせるとは限りません。そのため、院内保育所では「お母さんやお父さんが休みの時は、なるべく子供との時間を大切にして欲しい」という考えを基本にし、1週間のうち、登所しない日があることを推奨しています。しかし、夜勤のあとの睡眠時間を確保するため、勤務時間ではない時間も、お子さんをお預かりしています。
院内保育所という名称の通り、病院の敷地内にあるので、「近くて安心、便利」という声が多く聞かれます。その理由は「子供が体調不良で保育所から連絡が来たとき、仕事を少し抜けて様子を見に行くことができた」「送り迎えの時間も短縮できる」などです。
もしお子さんが体調不良で帰宅しなければいけない、でも早退できない、というときには、院内の病児保育室と連携しているので、病児保育室を利用し、仕事を続けることができます。また、仕事がひと段落し、業務が調整できれば、お子さんと一緒に帰宅することも可能です。
では、お子さんの院内保育所での一日を紹介します。
院内保育所での様子は、お迎えのときにお伝えしたり、連絡帳を使ったりして、お知らせしています。また、おうちでの様子を記入していただき、コミュニケーションをとっています。
毎月の行事として、発育測定や誕生会、避難訓練を行っています。他に、内科健診、園外保育・個人面談・交流保育(大宮保育園)などがあります。また、こいのぼり集会・七夕集会・プール遊び・運動会・クリスマス会・豆まき・お別れ会など、季節の行事も盛りだくさんです。
定員20名と小規模ですが、子どもたちは兄弟姉妹のように、毎日楽しく過ごしています。トイレトレーニングなどのしつけも、院内保育所と家庭が協力しており、院内保育所ではお子さんの成長につながるよう声をかけ、見守っています。お友達との集団生活も、お子さんの成長によい影響を与えていることと思います。
働きたいけど、小さいお子さんがいて働くことが難しいと考えているみなさん、ぜひ病院管理課までご相談ください。