NIPT外来の開始について | 富士宮市立病院 静岡県富士宮市 常勤医師・初期研修医募集中

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NIPT外来の開始について

母体血胎児染色体検査(NIPT)について

当院は、令和5年4月1日より、母体血を用いた出生前の遺伝学的検査(NIPT)について出生前検査認証制度等運営委員会より連携施設として認証を受けております。

この検査は妊婦さんから血液を採取し、血液中に浮遊するDNA断片を分析することで、生まれてくる赤ちゃんが3つの染色体疾患(21トリソミー(ダウン症候群)、18トリソミー、13トリソミー)かどうかを検査することができます。ただし、妊娠10週~13週6日の妊婦さんが対象です。

診察は、1.事前カウンセリング、2.NIPT検査のための採血、3.検査結果説明のための受診を行います。
この検査は赤ちゃんの染色体疾患を確定するものではありません。また、赤ちゃんの性別を調べるものでもありません。

検査が陽性であった場合は、連携している基幹施設へ紹介を行う場合があります。

費用について

料金は以下の通りです。

診察内容
 費 用
事前カウンセリング
12,100円(消費税込み)
検査料
60,500円(消費税込み)
検査結果説明
6,050円(消費税込み)

 

NIPTに関する診察を受ける妊婦さんは、以下のことについてお守りいただきます。

1.既に産婦人科医の診察を受けており、超音波検査により胎児の心拍が確認され、出産予定日が決定されていること。
(既に当院で診察を受けており、検査を希望する妊婦さんは、産婦人科医の医師へご相談ください。)

2.NIPTに関する診察には、妊婦さんとパートナーお2人で来院していただく必要があります。

3.「母体血を用いた新しい出生前遺伝学的検査に関する指針」より、以下のいずれかを満たすこと。
・高齢妊娠(分娩予定日に35歳以上(冷凍胚による妊娠の場合は、排卵時の年齢が34歳2か月以上))の妊婦さん
・過去に21トリソミー(ダウン症候群)、18トリソミー、13トリソミーをもつ可能性の上昇、指摘をされている妊婦さん(超音波検査や母体血清マーカー検査などで可能性の上昇を指摘されている場合や、妊婦さん又はそのパートナーのいずれかが、上記染色体の転座保因者である場合など)

NIPT外来

NIPT外来は、令和5年5月1日から毎月第2週、第4週の火曜日の午後に行います。

当院は紹介予約制です。かかりつけ医を既に受診されている妊婦さんは、かかりつけの医師から紹介予約を行っていただく必要があります。既に当院で診察を受けており、検査を希望する妊婦さんは、産婦人科の医師へご相談ください。

現状では当院で分娩を予定されている妊婦さん、または妊婦健診を受けられている方で県外への里帰り分娩を予定されている方のみ予約を受け付けています。ご了承ください。

分類:最新情報

日本医療機能評価機構 認定第JC837号

出生前検査認証制度等運営委員会

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