臨床研修
2日目 診療に携わる
午前5時頃、自然と目が覚める。睡眠時間は2時間ちょっと。診察室にいる上のDrに挨拶し、まずは外の空気を吸いに出る。
朝靄に包まれた景色。手前の山が宝永山、奥の山が愛鷹山。
午前6時頃、朝食が配達される。食事をしながら今日のシフトの相談。結果、自分は午後と深夜を担当することになる。空いた午前中は「折角だからでかけておいでよ。何かあったら呼ぶから」と上のDrが仰ってくれたので、山頂まで出かけてみることに。
診療所から山頂を望む。
……遠っ!
やっとの事で頂上着。所要3時間半。
時間に余裕があったので、お鉢巡りをして診療所まで下山。
途中の山小屋には自販機もあるけれど…
お値段は缶のお茶が400円!
診療所に着く頃には外は雷雨に。自分が担当した午後はずっと雷雨だったので、患者さんは1人も来ず。上のDr.と学生さんの3人で待機。
夕方には雨も上がって、良い眺めが。
双眼鏡を使うと、職場(富士宮市立病院)や、よく行くスーパーも発見。
夕ご飯のころ、今夜診療所に待機する山岳パトロール隊(富士宮山岳会のボランティア)の人が到着。山の体験談を聞く。
「キリマンジャロに登ったとき、肺水腫になっちゃってさぁ。泡みたいな痰が出てビックリしたよ」など壮絶な内容。自分たちも医療のことについて沢山質問を受けた。
本来夕食後は仮眠に充てるはずだったのだけど、上のDrと一緒に山岳会の人の話に聞き入っていたら、いつのまにか午後10時。あわてて布団に入る。