臨床研修
研修プログラム
臨床研修管理委員会では、臨床各科、各部署、院外協力施設と研修医の間に立ち、研修の調整を行うとともに全体的な研修を計画、実施しています。個別の研修スケジュールの設定にあたっては研修医の意見を十分聞いたうえでできるだけ希望に沿った有意義な研修ができるように決定します。
<一年次>
消化器内科、腎臓内科、循環器内科、外科、麻酔科を各2〜3ヶ月研修します。
<二年次>
産婦人科、小児科、精神科、整形外科、地域医療を各1ヶ月以上、その他は希望に従い自由に研修科を決めてもらっています。
- 原則的に国の定める臨床研修制度の枠内で研修時期、期間の調節を行います。
- 複数の研修医ができるだけ重ならないようにして各研修医の研修が充実するように調整します。
- 地域研修は近隣の開業医に出向して行います。精神科も地域医療で研修します。
- 研修医は卒業年次により3段階に分けられた当直制のなかで3段目に入って概ね月3〜4回程度の日当直を行い、上級医の指導のもとファーストタッチから救急医療に携わってもらいます。
- すべての研修医は2年間の研修期間のうちに最低5例の剖検の見学または介助を行い、最低1例のCPC(臨床病理カンファレンス)の症例提示およびCPCレポートの作成を行います。