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市民健康講座 開催のお知らせ
第103回市民健康講座のご案内
- テーマ
身近でありながら侮れない病気、肺炎について知ろう
- 講師
- 内科 科長 榊間 昌哲(サカキマ マサノリ)
- 概要
- 最近の医学の進歩は目覚ましいものがあります。そのため、「これだけ医学が進歩した今、肺炎なんてほとんど治る病気でしょ?」と思う人もいるかもしれません。
確かに効果の優れた抗菌薬が出てきてから、若い人の肺炎による死亡は激減しました。しかし、免疫力が低下したり、飲み込む力が弱くなったりした高齢者では話は別です。肺炎による死亡は2011年に脳血管障害を抜いて第3位となり、その多くは高齢者で占められています。
高齢者が繰り返す肺炎は治すことのできない“老衰”が発症の大きな要因となっているため、どこまで積極的な治療を行うのかという問題が生じます。そのため、治療方針は医療者と本人、家族との話し合いが重要になります。
富士宮市立病院でも肺炎で受診される患者さんは非常に多く、内科医全員が治療にあたっていますが「肺炎は身近でありながら侮れない病気」ということを実感しています。
今回の市民健康講座が、肺炎診療に関する多くの問題について皆さんとともに考える良い機会となれば幸いです。
- 日時
- 平成31年3月15日(金)午後6時30分から午後8時
- 会場
- 富士宮市立病院 南棟4階 会議室
- その他
- 入場無料(駐車場も無料です)
事前申込不要です。当日、会場へ直接お越しください。
市民健康講座の年間予定については、こちらをご覧ください。
分類:市民健康講座