第１０５回市民健康講座のご案内

テーマ

放射線治療について

講師

放射線科　科長　鈴木 一德（すずき かずのり）

概要

　放射線を使って、病気を治したり症状を和らげたりする治療のことを、放射線治療と言います。放射線と聞くと、放射能汚染や被爆を連想して、負のイメージを抱く方も多いと思います。しかし医療の現場では、放射線を適切に使用して、安全で効果的な治療が行われています。
　今回の講座では、放射線治療の基本から実際に行っている治療までを３つのテーマに分けてお話します。
　１．放射線治療の役割について
　２．放射線治療の方法について
　３．市立病院で受けられる放射線治療について
　当院では、トモセラピーという高精度放射線治療装置を使った治療を行っています。トモセラピーは、ＣＴと放射線治療装置を一体化した最新の放射線治療システムです。
　360度の全方向からがんの形状に合わせて放射線を照射することができるため、従来の放射線治療と比較して、正常な組織への影響は格段に少なくなり、さらに高い治療効果が期待できます。講座では、本装置の特徴や、実際に行っている治療などをご紹介します。

日時

令和元年７月１９日（金）午後６時３０分から午後８時

会場

富士宮市立病院　南棟4階　会議室

その他

入場無料（駐車場も無料です）
事前申込不要です。当日、会場へ直接お越しください。
市民健康講座の年間予定については、こちらをご覧ください。