富士宮市立病院看護部ブログ
おしらせ
世界文化遺産
国連教育科学文化機関(ユネスコ)諮問機関の国際記念物遺跡会議(イコモス)が、“富士山”を世界文化遺産に登録するよう勧告したと発表があり、条件付きですが6月にカンボジアで開かれるユネスコ世界遺産委員会で正式に決まる見通しとなったとニュースでやっていました。
富士山世界文化遺産の指定範囲は 2県8市6町3村にまたがっており、地元富士宮市には富士山山体(山頂信仰遺跡、大宮・村山口登拝道)の他に、富士山の世界遺産としての価値を証明する資産5箇所、富士山本宮浅間大社、山宮浅間神社、村山浅間神社、人穴富士講遺跡、白糸の滝が存在します。富士宮市も富士山を世界遺産に登録するため様々な取り組みがされていました。
昨年は、市制70周年記念ということもあり頭には富士山とフジザクラの帽子、やきそばとマスの首飾り、帯は白糸の滝、雪解け水を表現したスカイブルーの着物を着た富士宮市新イメージキャラクターさくやちゃんも登場しました。
そして富士山八合目以上は、富士山本宮浅間神社の境内地で毎年夏には多くの登山者が参拝に訪れていますが、世界文化遺産に登録されると例年以上の観光客が訪れることになりそうです。
現在ゴールデンウイーク真っ只中、山開きを待ちきれず富士登山に訪れる方々もいらっしゃいますが、今年の富士山はまだまだ冬の装いで危険な個所も多いようです。登山される方は装備をしっかりし、特に下山時は気を抜くことなく滑落事故には十分注意して下さい。
また、観光に訪れる方々には富士山と周辺資産の景観と自然を損なわないようご協力お願いします。
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