新師長を紹介します | 富士宮市立病院 静岡県富士宮市 常勤医師・初期研修医募集中

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富士宮市立病院看護部ブログ

看護部紹介

新師長を紹介します

 今年度当院では、3名の新師長が誕生しました。昇格となった3名は、部署において、安心・安全な医療・看護の提供のために、そして、スタッフが働きやすい職場環境を目指して奮闘しております。日々起こる様々な事柄に対応し、その経験を通し管理者として大きく成長することを期待しています。
 それでは、今回は3名の新師長より抱負を伺いましたので紹介します。

 

 

 今年度より、2階病棟看護師長を拝命した淺倉真弓です。2階病棟は、消化器・呼吸器・乳腺外科病棟です。がん患者さんのターミナルケアも行っており、毎週水曜日には緩和カンファレンスを行っています。昨年度は、がん患者さんの意思決定支援や退院支援についてジレンマを感じたため、倫理について学び、チーム内でカンファレンスを行いました。その中で、スタッフが同じジレンマを感じ、ケアを行っていたことに気付きました。このことから今年度、『がん患者さんの意思決定支援を推進し、多職種で療養生活を支援する』を病棟の共通目標として掲げ、取り組みを始めています。対象患者さんの主治医・看護師・薬剤師・MSWを交え、患者さん・ご家族の気持ちを中心にカンファレンスを行い、患者さんに寄り添える看護を目指したいと思います。また、病棟全体が明るい雰囲気、そして、スタッフが自分の目標に自ら取り組めるような職場環境となるよう、自分らしさを忘れずに看護師長という立場からより広い視野を持って取組んでいきます。

                                   淺倉真弓

 

 

 私は看護師長として、スタッフがこの人と頑張りたいと思われる存在になりたいです。そして、働き続けられる、働き続けたいと思える職場を作りたいです。そのための具体的行動は3つあります。1つ目は、現場のマネジメントです。スタッフの声に耳を傾け、スタッフの協力を得ながら部署全体が良い方向に向かうよう舵取りしていきたいです。また、安全で質の高い看護の提供や働きやすい職場環境を整えるよう関わっていきたいと考えています。2つ目は、スタッフの育成です。看護師が自ら学び、やりがいを持って働き続けるためには、師長の関わり方、導き方が大きく影響すると思っています。スタッフとコミュニケーションを取りながら適性を評価し、長所はさらに伸びるよう、短所は克服できるよう関わっていきたいです。3つ目は、医師や多職種との交渉、調整です。部署の代表として必要時話し合いや交渉を行い早期解決したいです。そのためには、物事を冷静に分析・判断する能力、医師や他部門の人達と渡り合えるコミュニケーション能力を身に付けていきたいです。

                                    本島晴美

 

 

 今年度より5A 病棟(循環器内科・呼吸器内科・一般内科)看護師長となり、一番最初に掲げた目標は、「主体は『患者さん・ご家族』である事」です。患者さんやご家族を主体とした看護実践を行うために必要なことは、看護の質を向上するための組織作りと人材育成であると考えます。集中治療室を併設する当病棟では、日々、急性期の患者さん、継続的に治療や生活支援を必要とする慢性疾患の患者さん、最期の時を迎えられる患者さん等の看護にあたっています。個々の患者さんに合わせた関わりを行うためには、高い看護力が求められる環境にあります。そのため、スタッフ支援を行いながら病棟全体で看護の質向上を目指していきます。また、地域における中核病院としての役割意識を持ち、地域全体で慢性疾患患者さんを支える体制の基盤を整えたいと考えます。院内での体制強化だけではなく、地域への働きかけを行い、地域全体が同じ視点で患者さんやご家族と関りを持ち、地域全体で慢性疾患患者さんを支えていくための体制作りへ繋げていきたいと考えます。

                                    佐野香織

 

 

 梅雨が明けると本格的な夏がやってきます。ブログをいつも見て下さっている皆様、暑さで体調を壊さぬようお元気でお過ごし下さい。

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