富士宮市立病院看護部ブログ
看護部紹介
部署紹介Part10 透析室
こんにちは、透析室です!今回は透析室についてご紹介します。
透析室は、医師6名・看護師11名・臨床工学技士2名・薬剤師3名の計22名で構成されています。
人工透析とは、腎不全の末期症状において、低下した腎機能の代わりの役割を果たすのが透析療法です。透析療法には2種類あります。
①血液透析
血液透析器を通して、血液を体内から取り出し、血液中の老廃物や余分な水分を取り除き浄化された血液を体内に戻す方法です。血液透析は1回あたり3~4時間の治療を週3回行います。
当院では現在、月水金30名・火木土30名の方が行っています。
当院は急性期病院のため主に、新規導入の方や緊急入院の受け入れをしており、状況に応じて(新規導入の患者さんのベッド確保ができない場合など)転院して頂いております。
②腹膜透析
お腹の中に透析液を入れ、体内で血液を浄化する方法です。
透析液を出し入れするためにカテーテルと呼ばれるチューブを腹部に埋め込む手術が必要です。
当院での平成26年度の新規導入は5名でした。
★ 腎臓病教室
腎機能が低下した方を対象とし、奇数月の第一木曜日、13:30~16:30で行っています。
内容は病気のこと・薬のこと・生活指導・食事指導についてです。
その他に透析室の見学希望があれば13:00~30分間行っています。興味のある方は他院の患者さんでも受講できますが、当院腎代謝内科に紹介状を書いて頂き、受診していただく必要があります。
★ 透析療法選択外来
透析が必要と言われた方を対象とし、自分らしい生活スタイルを考えることを目的としています。
①血液透析②腹膜透析、その他腎移植の相談にものっています。
3名/月程度で行い、腎代謝内科医師に療法選択外来を予約してもらいます。
基本的にはまず、腎臓病教室を受講した後に療法選択外来を受診することがスムーズです。