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富士宮市立病院看護部ブログ

ナースのつぶやき

プリセプターとしての一年を振り返り、次年度のプリセプターに支援できること

 

5A病棟 石田 真奈美

 4月に新人を迎え、一年間プリセプターとして経験させて頂き、日々一生懸命な新人を見て自分の新人の頃を思い出しました。看護師として新人である前に社会人1年目として、指導していかなければならないことが多く苦労しました。主にあいさつや思いやりといった点で上司や先輩方に失礼のないよう、また患者やその家族に対して誤解を招かないよう指導していくのはとても大変でした。そして、専門職という自覚・責任を持って業務にあたってもらいたいことを伝えていくのも容易なことではありませんでした。自分は伝えたつもりでも相手の行動は伴わず、相手がどこまで理解していて、それをどのように確認したらいいかわからず悩んだこともありました。何か困っていても、自分から声がかけられず目で訴え、声をかけられるまで待っている姿が目立ちました。私自身も新人が困らないようにすぐ口を出してしまっていたため、新人が自分から何かアクションを起こすまで待つことにしてみました。しかし、急に変わることは難しく時間だけがどんどん過ぎていってしまうため、このままでは変わらないと判断したため期限を区切るようにしました。そして、ただ「やって」と言っても「やらされている」と感じてしまうことも少なくなく、きちんと自分の意図を伝えることにしてみました。受け身姿勢であることに大きな変化は見られないですが、自分から声をかけ実行できることも増えてきたように思います。
 7月頃よりインシデントが続き、注意されることが多くなりました。落ち込んでいた時期もありましたが、インシデントについては振り返りをし、次に同じことを繰り返さないよう対策を一緒に考えました。私も新人時代、先輩に「インシデントがいけないことではない。でも同じことをしたら、それはダメ。」と言われ、救われたことを思い出しました。最終実行者である責任は重たいと自分自身、再確認する出来事となりました。学生時代から自信が持てないというSさんでしたが、自信を持ってもらうためにはどうしたらいいか考え、「これなら、あなたに心配なく任せられる」というように伝えたらとても嬉しかったようで新人研修の時に発表していたと、教育委員から聞き、私も嬉しくなりました。新人との間に信頼関係が築けたかと言われるとその自信はないですが、関係性を築いていくためのコミュニケーションの方法を新たに知ることができた1年になったと思います。新人とのコミュニケーションも悩みましたが、新人と病棟スタッフの間に立つことの大変さや、プリセプター同士でのコミュニケーションに悩むことも多かったです。年齢が1番下である私がやっていかなければいけないという私自身の価値観など、なんで私ばかりと思ったことも少なくありませんでした。プリセプターをやり、一年が経過しようとしている今だから思いますが、自分一人でやっているわけではないと強く感じています。周りのスタッフはいつも新人と私を気にかけてくれていました。私の反省点としては、師長・主任・教育委員・プリセプター同士での話はこまめにとれていたと思いますが、各チームリーダーやサブリーダーに協力を依頼したりする部分が希薄化していたように思います。もう少し視野を広げて、自分たちがどうしたいのか明確に伝えていたらまた違った経過をしていたのかなと思います。
 もうすぐ後輩ができます。不安と焦りで葛藤する時期にあると思うので、そのような点を含めて新人が自分らしく看護師という仕事をしていけるよう見守っていきたいと思いました。また、次年度新人指導にあたるスタッフに対し話を聞き、寄り添えるようになりたいです。新人に対しては声かけを意識して少しでも笑顔で仕事に来られるように気にかけていきたいと思いました。

 

 

日本医療機能評価機構 認定第JC837号

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