第９９回市民健康講座のご案内

テーマ

たばこと肺がん

講師

外科　科長　矢島 澄鎮（ヤジマ　キヨシゲ）

概要

　肺がんは、がんの中でも死亡率の高いがんです。厚生労働省「平成２６年患者調査の概況」によると、肺がんの総患者数は、３年前と比較すると８，０００人も増加しています。
　肺がん患者の５年生存率は、かつては１５％程度でしたが、近年ではさまざまな治療法が出てきており、平成２９年には４４．７％まで改善しています。
　しかしながら、肺がんは無症状で進行するため、症状が出てきてから診断されてもかなり進行していて手遅れとなることが多く、注意が必要です。
　また、喫煙は肺がんをはじめとした多くのがんの発生に強く関連があることがわかっていますが、残念ながら日本の禁煙対策は遅れています。
　今回の講座では、肺がんの診断から治療までの現状と、最近のたばこに関する情報をお話します。
　この機会に、皆様の知識の蓄積の手助けになれば幸いです。

日時

平成３０年７月２０日（金）午後６時３０分から午後８時

会場

富士宮市立病院　南棟4階　会議室

その他

入場無料（無料駐車券もお渡しします）
事前申込不要です。当日、会場へ直接お越しください。
市民健康講座の年間予定については、こちらをご覧ください。