富士宮市立病院看護部ブログ
病院紹介
トリアージ研修
平成30年度防災訓練を9月6日に行いました。
14:00に地震がおこり、14:25に3階で火災が発生したというシナリオでした。シナリオ訓練の後、看護部防災委員会主催で、トリアージの研修を行いました。6月にもトリアージの研修を実施していますが、6月の研修は、看護師を対象とした研修で、今回はコメディカルや事務系のスタッフを対象とした研修でした。参加してくれたのは、薬剤師2名、検査技師2名、放射線技師1名、理学療法士1名、栄養士1名、事務系の職員7名の合計14名でした。事務系のスタッフが実際にトリアージをすることは想定されていませんが、患者さんのカルテやネームバンドなどを作成する役割があり、スムーズなトリアージを実践するためには不可欠なメンバーとなります。関わるスタッフ全員がトリアージの方法を理解することで、スムーズなトリアージが実践できると考えています。演習を中心に学習をしました。
トリアージとは選別するこという意味で、トリアージすることによって、治療が必要な患者さんを優先的に治療することできます。院内でも救急室で取り入れられています。災害現場では、多くの負傷者に対して救助する人は少数なので、優先順位をつけて救助しなければなりません。助けられる命をより多く助けるためのシステムです。
看護部防災委員長 上倉好博