富士宮市立病院看護部ブログ
ナースのつぶやき
勤続20年を迎えて
淺倉 真弓
私が入職したとき、新卒看護師は6名でした。私が配属された病棟は、3B病棟(小児科・産婦人科)でした。各病棟に1名ずつの配属だったため、心細く、居場所がないように感じ、常に緊張と戦っていました。休憩時間も、市役所の全体研修で受けた接遇を思い出し、どっちが上座、下座?どこに座ればいいのかな・・お茶を入れなければ・・と休憩時間も気持ちが休まりませんでした。しかし、プリセプターや先輩スタッフから色々と声を掛けていただき、時には緊張が解れるような日常会話をしてくれたので、次第に緊張からもっと仕事が出来るようになりたい、もっと学びたいという意欲に変わっていきました。
プリセプターから、富士登山にも誘われ御来光を拝み、絶対に頑張ろう!と決意したことも良い思い出です。
また、新人研修も当時教育担当だった石川看護部長に田貫湖や岩本山公園での野外研修を企画していただき、天気も良く、悩みを打ち明けとてもリフレッシュでき、楽しかった事を覚えています。
あれから20年、循環器内科病棟、外科病棟と経験を積み自分が指導する立場になりました。私は、新人の居場所を作り、伸び伸びと学び成長できる環境作りを心がけています。患者、その家族と関わり退院されていく姿をみると、とてもうれしく感じます。時には大変な時もありますが、これからもこの仕事を誇りに感じ、頑張っていこうと思います。
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