富士宮市立病院看護部ブログ
ナースのつぶやき
勤続20年を迎えて
4B病棟 植松真弓
先日、勤続20年の表彰式に出席しました。私がこの病院に就職した20年前を思い出すと、医学は急速に進歩しました。多くの企業ではAiを導入し、人間が行ってきた仕事をコンピュータに任せることが多くなりました。しかし、看護はいつの時代も人間が行うものであると思います。なぜなら、看護は人の心に寄り添うものだからです。今年度の看護部目標も「ひとに寄り添う看護を実践します」であり、看護部全員がその思いを胸に看護を行っています。
看護学生の時にナースキャップを与えられ、ナイチンゲール像から灯りを受け取り、その灯りの中で朗読したナイチンゲール誓詞を私は今でも覚えています。同じ志を持って入職した同期の二人とは、悩みが多かった新人の時、子供を出産して育児と仕事で大変だった時、中堅看護師として様々な役割を与えられた時、すべての時代を励まし合って乗り越えてきました。これからの看護師人生、歩み方はそれぞれ違いますが、今でも大切な同志です。富士宮市立病院でたくさんの患者さんやご家族と出会い、仲間と出会いました。泣いたり笑ったりしながら成長させてもらったこの病院に心から感謝しています。
分類:ナースのつぶやき