富士宮市立病院看護部ブログ
看護部紹介
災害研修Ⅱ、Ⅲを行いました
今年度、看護部防災委員会では、看護師のラダ-レベル別に災害研修を行っています。レベルⅠ研修は、前回のブログでご紹介させて頂きました。今回は、レベルⅡ研修、レベルⅢ研修について紹介します。
レベルⅡ研修は、10月4日 14:00~17:00に行いました。「災害発生時の初動対応」「アクションカ-ドについて」「一次報告書・二次報告書について」「転棟マニュアルについて」などの講義を行い、発災時の既設部門の役割を理解し、行動に繋げるために基礎から学習しました。実技は1次トリア-ジ(START法)で傷病者の治療優先順位を決定し、2次トリア-ジ(PAD法)で更に詳しく評価し直し、生物学的・解剖学的評価を加え観察していきました。防災委員であるDMAT隊員からの指導やアドバイスを受ける事で、より理解が深められ、研修生全員が真剣に取り組んでいました。
レベルⅢ研修は11月1日 13:00~17:00に行いました。新設部門の役割を理解し行動に繋げるために、ゾーン設置や各ゾーンの役割と運営方法などの講義を行い、災害時のCSCATTTの理解を深めました。実技では、図上訓練を行う事で、改めて各ゾ-ンの役割を理解し、新設部門の流れが理解できました。
レベルⅢ研修の最終課題は12月5日に行われる防災訓練への参加となっています。研修で学んだ知識を活かし、個々の役割を明確に理解しCSCATTTに則って行動してくれる事を期待しています。
担当:レベルⅡ 堀口朋子副主任看護師・レベルⅢ 梁瀬英行看護師