富士宮市立病院看護部ブログ
病院紹介
医療安全川柳
平成13年に開始された「患者の安全を守るための共同行動(PSA)」の一環として、医療機関や医療関係団体等における取組みの推進を図り、また、これらの取組みについて国民の理解や認識を深めていただくことを目的として、「医療安全推進週間」が設けられています。
医療関係団体など、この週間を中心として、医療安全向上のため様々な取組みが進められています。昨年は、11月25日を含む11月24日~11月30日が医療安全推進週間でした。
当院では、推進活動の一つとして医療安全川柳を院内公募しました。そして先日開催された新年会で優秀な作品の表彰式が執り行なわれました。
受賞した川柳を各病棟のデイルームや外来の廊下などに提示し医療の安全を呼びかけています。
医療の安全は、職員と患者さんと協力しながら取り組むことが大事です。医療事故が発生しないようみんなで気をつけていきましょう。
受賞作品は、以下の6つの川柳でした。川柳に込められた教訓と合わせご紹介いたします。
◎医療安全管理室賞
「はい」という 返事聞いても 別な人
※患者さんは、自分の名前でなくても呼ばれると返事をしてしまうので気をつけましょう。
◎リスクマネジメント委員長賞
急いでる 時こそ確認 慌てずに
※一度で確実な作業ができれば時間の無駄もなくなります。慎重に確認を行うことが大事です。
◎医薬品部会長賞
事故の元 自分勝手な 自己判断
※色々な場面で、ダブル確認をしたり分からないことを声に出し確認することで事故を防ぐことができます。
◎医療機器部会長賞
誰でもが ルールを守り 誤認ゼロ
※誰もがルールを守れば事故がおきることがなく、誤認ゼロになります。そうであれば、患者さんも職員も安心です。
◎療養環境部会長賞
持参薬 自宅管理は ずさん薬
※患者さんの持参薬を預かると、管理状況が良くないケースを多く目にします。持参薬管理の大切さを感じます。
◎ゼネラルリスクマネージャー賞
本当に 確認したの その書類
※書類はしっかり確認して渡し間違いにのないように注意しましょう。