WLBの5年間の取り組み | 富士宮市立病院 静岡県富士宮市 常勤医師・初期研修医募集中

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富士宮市立病院看護部ブログ

看護部紹介

WLBの5年間の取り組み

 日本看護協会でワークライフバランス(以下WLB)への取り組みがスタートするにあたり、当院看護部では、静岡県内では、最初に手あげして、平成24年から事務部門も巻き込みながらWLBへの取り組みをしてきました。以下に5年間の成果をお伝えします。
 今後も働きやすい職場づくりを大切にしていきます。

 

1.看護協会で実施するインデックス調査に加えて、不足している情報を得るために、追加調査を実施しました。
 (看護職員満足度調査看護業務内容実態調査、リリーフの実態調査、日勤勤務開始時間調査、有給休暇取得状況調査等)

2.看護助手業務拡大
 看護助手能力開発委員会を組織。助手研修に看護技術追加。習得した技術からケアに参入し、助手業務拡大できました。

3.看護師確保対策
 ①富士宮市看護学生修学資金貸与条例制定し、平成25年~28年度で32人の貸与となり、今後の看護師確保の充実が期待されます。
 ②病院行事として毎年ふれあいフェスティバルを開催し、たくさんの市民の方々の参加がありました。
 ③高校生医療職体験セミナーを開催し、毎年150人程度参加しています。 
 ④看護部ブログを平成25年3月に開設しました。看護部の紹介等、週1回更新し、アクセス数が増えています。

4.組織・配置に関すること
 ①平成25年、病棟看護助手を増員しました。(28人⇒36人)
 ②平成28年、病棟に看護師の事務的仕事を補助する看護秘書を新規に導入しました。(5人)
 ③リリーフ体制の整備:運用基準作成、各部署長による朝のショートミーティング実施し、スタッフの勤務状況、患者の重症度、応援の依頼などをその都度調整しています。休日や夜勤帯でも主体的にリリーフしあう風土が出来てきました。

5.休日・休暇に関すること
 ①必須研修に対する時間外手当の支給されるようになりました。 
 ②有給休暇取得推進し、取り組み1年目57.5%から66%~68%に増加しました。 
 ③年末年始勤務の手当ても再度支給されるようになりました。

6.福利厚生
 ①病児保育室開設⇒当院保育所に入所中の職員の子供の急な発病時、勤務終了まで保育できるようになりました。 
 ②仮眠室の整備及び仮眠室2室⇒5室へ増設しました。

7.昇格・昇任
 副主任看護師制度を導入し、現在まで56人昇任しました。

8.制度周知
 休暇制度Q&A を作成し、院内ポータル登載・周知しました。
 介護世話休暇(5日間)は11人、介護休暇(半年間)6人、育児短時間制度2人の制度利用となりました。

9.勤務体制
 病棟は、変則2交代制勤務または正循環の3交代制勤務の3ヶ月間の試行を実施し、7病棟中3病棟で変則2交代制勤務の導入ができました。
 外来では、始業時間の繰上げ及び、12時間毎の2交代制勤務の試行と導入ができました。
 中央診療では始業時間の繰上げ試行及び導入ができました。

 

 

日本医療機能評価機構 認定第JC837号

出生前検査認証制度等運営委員会

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