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富士宮市立病院看護部ブログ

看護師研修

START法トリアージの研修を行いました

看護部防災委員長 上倉好博

 トリアージって聞いたことありますか?
 トリアージはフランス語で、Trier(選別する)が源と言われています。昔、羊毛の仕分けをしていた時に使われた言葉で、羊毛の品質をクラス分けしたということから生まれました。さらに院内トリアージと災害時のトリアージがあります。院内トリアージは病院の中で、行われる選別で、生命が危機的な患者を最初に治療するために行います。当院でも、救急外来では、重症度が高い患者さんを優先的に治療できるように実施しています。
 院内トリアージに対して、災害時のトリアージは、災害で多数の傷病者が同時に発生した場合に、傷病者の緊急度や重症度に応じて適切な処置や搬送を行うために傷病者の治療優先順位を決定します。災害時は、限られた医療資源のもとで、多数の傷病者に最善を尽くす目的で、トリアージを行います。患者の緊急度、重症度を評価し、適切な傷病者を・適切な場所へ・適切な時間内に・ふるい分け、選別をすることが大事になります。重症外傷は受傷から1時間以内に根本的な治療を開始しなければ救命率が下がるとされています。つまり、そのままにしておくと、命にかかわる傷病者を早期に探しだし、治療を開始するためにトリアージを行います。
 トリアージの種類には一次トリアージSTART法(Simple Triage and Rapid Treatment)、と二次トリアージのPAT法があります。
 一次トリアージは30秒以内で呼吸・脈拍、意識の評価を行います。二次トリアージは、さらに細かく頭部・頸部・胸部・腹部・骨盤・四肢の評価を行っていきます。
 今回の研修は、一次トリアージSTART法の訓練です。一次トリアージのSTART法について演習を行い、学習していきます。模擬患者を設定し、30秒でトリアージしていきます。これを繰り返すことによって、トリアージの方法や判断のこつがわかってきます。最初は緊張していた29名の受講生も、徐々に緊張がほぐれて、にぎやかな研修になりました。

 

 

 

日本医療機能評価機構 認定第JC837号

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