富士宮市立病院看護部ブログ
看護師研修
レベルⅢ研修
看護部では、看護実践レベルに応じた研修を企画しています。今回はレベルⅢ研修を紹介します。看護実践レベルⅢでは、担当看護師として自立できるとともにリーダーとして役割を果たせることを到達目標にしています。そして、後輩育成として、看護学生や新人看護師の育成にも主体的に関わってもらっています。
レベルⅢ研修では、新人育成を担当するプリセプターに対して、1年間を通じて5回の研修を企画しています。
今年度は1回目の研修を3月26日に実施しました。院外講師として、グローバル・シフトコミュニケーションの彦田美香子先生に講義をお願いしました。先生は、講義だけではなく、コミュニケーションの基本の体験学習や心のレベル診断、プリセプターについてのグループワークなど研修方法を工夫され、現場で活かせる研修となりました。教育委員もグループワークに参加し、研修生は不安を表現することができ、経験者である教育委員からアドバイスももらえ、満足度の高い研修となりました。
そして、4月24日に2回目の研修があり、新人看護師への具体的な支援方法を学びあいました。3回目は、6月24日に開催し、新人看護師へのプリセプターとして対応に困っている指導場面を出し合い、意見交換しあいました。
このように1年間を通して、プリセプターが新人看護師を支えることができるように、部署だけでなく教育委員会も支援しています。プリセプターの経験を通して、新人看護師だけでなく、プリセプター自身も成長できています。
分類:看護師研修