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富士宮市立病院看護部ブログ

ナースのつぶやき

プリセプターとしての一年を振り返り、次年度のプリセプターに支援できること

石川亜矢

 

 プリセプターの話があった時、病棟経験の少ない私に「プリセプターが務まるのであろうか、自分もわからないことが多いのに指導なんて出来るのであろうか」といった不安がありました。しかし、その反面、これまで病棟での経験がなかったプリセプターにチャレンジすることによって、自分自身の視野を広げ、経験値を上げられるのではないかとも考えました。
 私自身もプリセプターから教わったことや心構えが、その後の仕事に大いに活かされており、また、これまでの仕事に関しては前向きな姿勢を心掛けていたためプリセプターを引き受けました。プリセプターを引き受けたからには、責任を持ってプリセプティを指導するとともに成長の手助けをし、自分自身も一緒に成長していけたらと考え一年間の目標を立てました。
 実際プリセプティと接してみて、私自身が新人の頃もそうでしたが、まだ右も左もわからないプリセプティは、何がわからないのか、また聞きたいこと自体がわかっていないようでした。そのため、質問が的を射ておらずわかりにくかったり、質問自体ができなかったりしたこともあったかと思います。そんなプリセプティの様子に気づき、必要としている情報を上手に引き出す能力を身につけるのもプリセプターには必要だと感じました。そのためには、プリセプティと同じ目線に立ち、信頼関係を構築することによって、決して緩いという意味ではない「話しやすい」空気感、雰囲気づくりを意識するようにしました。
 自身の仕事をしながらプリセプティの仕事を見るのは本当に大変でした。プリセプティの作業ペースを把握し、病棟業務全体の流れを滞らせないようにしなければなりません。しかし、急いでいるからといって、プリセプティの仕事まで自分でやってはプリセプティの学びにならないので、見守る部分と焦らないようペースアップする部分など、時間配分を考えた指導も重要でした。
 業務を円滑に進めていくために必要なことは、「報告・連絡・相談」です。プリセプターとプリセプティは、報・連・相ができる関係を築いていかなければならないと考え接してきました。6月に報・連・相が出来ず、インシデントを起こしたことがありましたが、それ以降は、報・連・相がしっかり出来るようになりインシデントがいい学びに繋がったと感じています。そのインシデントを起こした際には、落ち込まないように、ただ、伝えるべきことは伝えなければいけないと悩んだことも覚えています。
 プリセプティへのわかりやすい指導をするためには、看護を改めて学び直し普段から行ってきた処置の方法や器材の取り扱い、患者さんへの対応などを意識して振り返りをしたことで、自身の知識・技術のさらなる向上へ繋がったと思っています。
 この一年間、一緒に仕事を頑張ってくれたことを、とても嬉しく思います。もうすぐ後輩ができます。不安と焦りで葛藤がある時期だと思うので、その点も含めて来年度も引き続きフォローしていき、次年度のステップアップに繋げられるよう支援していきたいと思います。
 次年度のプリセプターには、自ら声をかけ寄り添い、自身の経験を活かしアドバイスできたらと思います。

 

 

日本医療機能評価機構 認定第JC837号

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