永年勤続に敬意を表します | 富士宮市立病院 静岡県富士宮市 常勤医師・初期研修医募集中

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富士宮市立病院看護部ブログ

看護部紹介

永年勤続に敬意を表します

 この度、永年勤続表彰があり、看護部からは20年勤続の4名が表彰されました。また、6月号の職員短信にて、今年度在職30年を迎えられる方の紹介があり、看護部からも6名紹介がありました。永年勤続に敬意を表したいと思います。今回は20年勤続表彰者4名より勤続20年に寄せてメッセージをいただきましたので紹介します。

 

 

 今年度、勤続20年表彰を受けることができました。富士宮市立病院に就職し、手術室に配属となり不安の中、毎日過ごしたことを思い出します。多くの先輩に指導を受け、励ましていただき20年を迎えることができ、感謝しています。手術室は、病棟と違い患者さんの生活とかけ離れた場所ですが、患者さんが安全・安心な手術が受けられるよう毎日頑張ってきました。これは先輩から学んだ手術室勤務の心構えでした。私が先輩から教えていただいた患者さんに真摯に向き合う姿勢を後輩達にも伝え、安全な看護が提供できるようにしていきたいと思います。 

                     柏木裕子主任看護師

 

 

 私が看護学校を卒業した平成11年は就職難と言われた年であり、新人看護師2名、経験者3名の合計5名が入職しました。就職希望者は約40名おり、非常に厳しい就職活動であったと記憶に残っています。新卒1年目で配属となった5B病棟では、血液内科の診療が盛んに行われており、クリーンルームを使用したりと大変であった記憶があります。自分の知識・経験の無さから、患者さんに御迷惑をおかけしてしまったこともありました。自分では精一杯頑張ったつもりでしたが、患者さんには受け入れていただけなかった経験もありました。今となってみれば、やはり自分の接遇や患者さんの求めていることに対しての対応が納得していただけるものではなかったと思います。そんな中、結婚・出産を経て20年が経ちました。新卒での5B病棟から始まり、多数の部署でたくさんの経験をしました。共通して言えることは、患者さんやスタッフから信頼していただけるような仕事をしたいと思っていることです。そして、患者さんの気持ちを理解し寄り添い慕っていただけるような看護師でいたいと思っています。医療界では学習をやり終えたということはありません。何年経っても学び知識を深めていくことは必要です。そして、新しく入職してきた若いスタッフに驚かされたり、元気をもらったりと日々奮闘しているところです。今自分は、楽しんで仕事をすることができています。それは、今まで私を支えて下さった家族・先輩・後輩、そして、患者さん方のおかげだと思っています。今後増えていく後輩達には、楽しんで仕事ができるように支え、指導していきたいと思います。  

          佐野千枝主任看護師

 

 

 現在、助産師として病棟で勤務しています。入職当初はこんなに長く働くとは想像もしていませんでした。入職1年目は、なぜか産科病棟ではなく、循環器内科病棟に配属され当時は悔し涙を流したりしましたが、今は笑って話せます。翌年には産婦人科、小児科の混合病棟に異動となりました。現在も育児との並行で3交代勤務を行っています。やはり、家族の協力なくしては、勤続20年を迎えることはできなかったです。以前先輩に仕事に行く時に子供に石を投げられたと話を聞いた時にはどうしようかと思いました。自身も石こそ投げられませんでしたが、子供には色々負担をかけているんだろうなと感じます。2年前には、母ががんの末期と告げられ、2週間で他界した際には、何もできなかった無力感で押しつぶされそうになりました。今も、このまま仕事を続けていいのか迷走中です。ただ、厳しい仕事ですが、同僚の存在が大きな支えになっています。助産師は院内で現在13名です。市内の産院が分娩を取り扱わなくなり4月から分娩件数も増加し、ますます忙しくなっていますが、新しく2名の助産師を迎え、昨年の新人助産師もスクスク成長しています。新型コロナ感染症による影響はまだまだ続きそうです。妊産婦さんには毎日健康観察をしていただき、母親学級も再開できないまま不自由をおかけしている状況です。状況をみて妊婦さんとお話しする機会が持てるよう検討して、前向きにお産に向かえるようにお手伝いしていきたいです。 

                          中谷幸子主任助産師

 

 

 私が看護師になったきっかけは、幼い頃に入院、手術を経験した時に不安な私にとても優しく接してくれた看護師憧れ、将来私も看護師になりたいと思ったことがきっかけでした。看護学校に入学し、一生懸命勉強して国家試験に合格した時、母親と一緒に泣いて喜んだ日のことは今でも鮮明に覚えています。振り返れば、嬉しかったこと、楽しかったこと、辛かったこと、悲しかったことなど様々なことがありましたが、あっという間に過ぎてしまったのが実感です。結婚、出産し仕事と家庭の両立に悩んだこともありました。子育てのことで悩んだ時は、先輩看護師の方々からアドバイスをいただいたり、同期生とも励まし合って乗り越えてきました。それでもここまで続けてこられたのは、色々な方との出会いに恵まれ、諸先輩方をはじめ同僚や後輩、家族や両親、たくさんの方々に支えられてのことだと心より感謝しています。これからも健康に留意しながら「ひと」に寄り添う看護を実践できるよう笑顔で頑張っていきたいと思います。               

深澤和美

日本医療機能評価機構 認定第JC837号

出生前検査認証制度等運営委員会

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