富士宮市立病院看護部ブログ
看護部行事
平成25年度高校生1日ナース体験
今年もやってきました。
8月8日・9日の2日間、将来を担う高校生に看護に理解と関心を持ち、一人でも多くの生徒が看護職への進路を選択されることを期待し、高校生を対象とした1日ナース体験が当院でも開催されました。
この事業は静岡県看護協会が主催している事業です。
当院は、数年前からそれまで1日のみの実施を参加希望者が多いため2日間の開催に変更し近隣の高校生を受け入れています。 今年は2日間で67名の参加がありました。
まず川辺副院長、大畑事務部長、佐野看護部長より富士宮市立病院の使命や概要、看護職を含めた医療職のやりがいなどが説明され、本日の体験を今後の職業選択に活かして頂けることを期待していると挨拶がありました。
その後体験場所となる病棟の師長・主任・副主任から病棟紹介を聞いた後、5人ほどのグループごとに分かれ看護体験場所へ向かいました。
体験場所は、7つの病棟です。
1人の看護師に1名ずつ学生さんが付き看護体験をしました。
看護体験ではどんなことができたのでしょうか?
新生児のオムツ交換 聴診器で胸の音を聴診
新生児のお世話、血糖測定、血圧測定、患者さんとのコミュニケーション、洗髪、配膳など体験しました。
変わった体験では、産婦人科で出産直後の胎盤の観察ができた学生さんもいたようです。
看護体験後は、看護の仕事についてのDVDを鑑賞してから薬剤部・中央放射線科・検査室・リハビリテーション科を見学しました。
病院の中ではどのような医療職が働いているのか、どのような医療機器があるのかの見学と患者さんの医療にどのように関わっているのかなどの説明を受けました。
そして看護師との座談会では、高校生に1日ナース体験参加の動機や参加しての感想を述べてもらい、座談会に参加した看護師から看護の仕事につくことになったきっかけや看護の仕事についての話をしてもらいました。
参加動機では、看護師の職業に興味があった、医療職に興味があった、母が看護師でどのような仕事か知りたくて、先生に勧められて、友達に誘われてと参加動機は様々でした。
参加しての感想は、看護師になりたいと思っていたが助産師もいいなと思った、やはり看護師になりたいと思った、絶対看護師になりたい、大変な仕事だと思った、患者さんからありがとうと言われて嬉しかった、病院の色々な所を見せてもらって良かったなど良い経験・体験ができたという感想が多くありました。
体験場所で白衣で記念撮影
みんな待ってるからね~。
今回は看護師の職業体験でしたが8月17日(土)には看護師を含め、医師・薬剤師・検査技師・放射線技師・理学療法士・作業療法士など職業体験できる高校生医療セミナーを開催します。
参加希望者が予想以上に多く午前中のみの開催予定を2部制にし午前・午後と開催することになりました。その様子もまたブログアップするので楽しみにして下さい。